STT
2025年7月3日 15時00分STTは、サウンドテーブルテニスの略で、視覚障害者が行う卓球です。ボールの中に4つの金属球が入っていて、転がると「シャリシャリ」と音がします。ボールは、ネットの上を飛んでコートを行きかうのではなく、ネットと台のすき間(4.2㎝)をくぐりぬけて行き来します。ラケットは、打った時の音が分かりやすいようにラバーを貼っていません。台のエンドラインとサイドラインにフレームがついていて、打ったボールが相手のエンドフレームに当たって、コートにボールが触れている場合や、相手が返球できなかった場合に得点となります。音を頼りにするスポーツなので、試合中は応援者も音を立てることができず、静寂の中で戦いが繰り広げられます。この土日に中国四国地区の盲学校体育大会が広島中央特別支援学校で開催され、本校から部活動で練習に取り組んでいる2名の生徒が出場します。本日、5時間目には、その壮行会を行いました。運動技能だけでなく、様々な点で成長につながる大会であってほしいと願っています。
参照ホームページ:パラスポーツスタートガイド