校長からみなさまへ

現場実習

2025年7月18日 12時00分

 特別支援学校では、生徒が将来の自立や就労に必要な力を身に付けるため、企業や福祉施設などで、実際に働く経験をする現場実習をしています。本校では、高等部の2年生の2名が、1週間ないし2週間、5月末から6月にかけて、就労支援事業所で現場実習を行いました。就労支援事業所とは、障害があるために一般の企業に就職することが困難な人を対象に、生産活動やその他の活動の機会を提供し、知識や能力向上のための訓練を行う所で、雇用契約の有無でA型とB型の2種類があります。本日、7月18日(金)終業式の後に、二人の生徒による現場実習報告会を行いました。この報告会には、やがて現場実習に参加することになる中学部の生徒や保護者も参加しました。発表では、やりがいのあった作業や作業で手が痛くなったことなど作業に関することのほか、本校を卒業して就労するまでに身につけておかなければならない自分の課題やこれからの学校生活についての決意などを聞くことができ、大変良かったと思います。