校長からみなさまへ

校長からみなさまへ

2020年5月29日 17時02分

香川県立盲学校のWebサイト(ホームページ)をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 <臨時休業が終わり、いよいよ来週から通常授業です>

 

4月13日から始まった臨時休業日も、本日5月29日をもって終了、来週6月1日から通常の授業が再開されます。給食も開始し、寄宿舎の利用もできるようになります。7週間にわたる長い臨時休業でしたが、幼児児童生徒のみなさんも先生方も、ほとんどが体調を崩すことなく健康でこの期間を乗り切ってくれたことに、まず感謝いたします。この間、保護者のみなさまには、多大なるご苦労やご不便、ご心配をおかけしました。ご理解とご協力をいただきましたことに、あらためてお礼申し上げます。ありがとうございました。

学校は再開しますが、感染症対策には継続して取り組んでいきますので、これまでと全く変わらない学校生活を送ることは難しい状況です。学習活動にも制約が出てきますし、子どもたちが楽しみにしている行事なども実施できない場合があります。また、不足する授業時間を補うために7時間目の授業や課外の時間を増やしたりすることで、生徒のみなさんにもしんどい思いをさせることもあろうかと思います。お気づきになることがございましたら、どうぞ遠慮なくお声がけください。

 

さて、これからの生活全般に対して、「新しい生活様式」とか「新しい日常」という言葉が盛んに言われるようになりました。5月22日には県教委より「学校再開時の感染症予防対策ガイドライン」が示され、「学校から始める新しい生活様式」とサブテーマがついていました。この感染症とは長期間つき合っていくという前提のもと、そのリスクを低減するための3つの条件(換気の悪い密閉空間、多くの人が密集、近距離での会話や発声)が同時に重なるのを避けることを基本として、学校生活全般においてチェックすべき事項が書いてありました。このガイドラインを参考にしながら、気を引き締めて慎重に、工夫しながら学校運営に取り組んでいきたいと思います。

 

ガイドラインとともに、県教委から「学校生活からはじめよう 3つの‟思いやり“で感染予防」というポスターが送られてきました。「新しい生活様式」と言われると、何か押しつけられているような感覚を持つ人にも、‟思いやり“という優しい表現だと伝わりやすいのではないでしょうか。とてもいいポスターだと思います。QRコードもついています。早速、校内のあちらこちらに、こんな感じで貼らせてもらいました。

 

ではまた来週、幼児児童生徒のみなさんが、明るく元気に登校してくれることを心からお待ちしています。

 

令和2年5月29日               香川県立盲学校長 田中 豊