校長からみなさまへ

校長からみなさまへ

2022年3月18日 13時00分

香川県立盲学校のWebサイト(ホームページ)をご覧いただき、ありがとうございます。

 

3学期終業式を行いました。児童生徒たちは令和3年度の学校生活を終え、明日から春休みに入ります。今年度もあっという間に過ぎ、4月から新しい学年が始まります。終業式では、これまでの始業式や終業式で講話した内容を振り返りました。

1学期始業式 

水泳の池江選手を取り上げ、目標に向けて行動することは、自分を成長させるだけでなく、周りの友達、家族、そして私を含めた先生方の元気につながります。

1学期終業式 

かつて数学を教えたことのあるオリンピックハンドボール日本代表選手を取り上げ、「こうなりたい、こうしたい」という想いを常に持ち、その実現に向けて何をするべきかを考え、実行してください。考えもつかないような夢に繋がるかもしれません。

2学期始業式 

「ピンチはチャンス」という言葉を紹介し、苦しい状況こそ新しいことへの絶好の機会考え、チャンスだと思って前向きに切りかえ苦しい経験を乗り越えることが、その人の人間性を高め他の人を支えるときなどに役立つ、苦しい状況は進歩の始まりです。

2学期終業式 

学校行事などでの勉強とは違ういろいろな体験することを取り上げ、人の成長にとって体験することは、とても大切な事、笑ったり、悩んだりしながら、少しずつ成長する。順調に物事が進むことも大切ですが、上手くできずあれやこれやと考えることも同じくらい大切です。これらの繰り返しが必要です。

3学期始業式

 「まちがったっていいじゃないか」という本を紹介し、学校で学習する問題には正しい答えが一つあり、その答えを見つけていく。このとき、正しい答えにたどり着くまでに、いろいろ解き方を考える。いろいろな解き方を考えることが大切である。将来、答えが一つではない課題に出会うこともあり、このようなときにこそ「考える力」が大切だ。毎日の授業のなかで「考える力」を身に付けてください。

そして、これらの講話が、人が成長するときに大切にしてほしいことである、としてまとめました。最後に、4月に立てた目標を達成できたか、目標に近づけたかを問いかけ、「目標に向けて頑張った自身の過ごし方を大切にしてください。新学期には令和4年度の新たな目標をたて、学校生活をスタートしましょう。」と締めくくりました。

                   

本校の教育活動へのご協力ありがとうございました。新型コロナ禍であり制約のある毎日でしたが、無事1年を終えることができます。来年度も本校の様子等を発信していきますので、よろしくお願いいたします。

        令和4年3月18日

                          香川県立盲学校長 吉田