食農科学科

 地域に根差した安全で安心な食料を生産し、さらに食品加工を行って付加価値をつけることは、豊かな食生活を送るうえで大切なことです。
 イネやダイズ、野菜、果樹を栽培・加工して、みそやジャム、漬け物、菓子などを製造します。また、讃岐コーチンを飼育して、地産池消をすすめるための取り組みも学習します。

食農科学科 日誌

ビワのシロップ漬けをつくりました!

2023年6月21日 17時07分

みなさん、初夏と言えば?

私達、食農科学科の農場では

初夏の訪れを感じさせてくれる「びわ」が収穫を迎えました!

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鮮やかなオレンジ色で産毛があるのがおいしいびわの特徴です。

ただし、びわはとっても繊細な果物で、少しの衝撃ですぐに黒ずんでしまいます。

私達は、袋掛けしたびわを毎年、丁寧に収穫します。

しかし、どれだけ丁寧に扱っても、傷ついていたり、売れ残ってしまったり・・・。

そこで、毎年、販売できなかったびわは、「シロップ漬け」に加工しています。

それでは、加工の様子を少しだけ紹介します。

びわは、皮を除くと空気によって、果実が茶色く変色してしまうので

作業は①から④までを、一気に行います。

①切り込みをいれて →  ②種をとりのぞいて  →  ③皮をむいて  →  ④塩水に浸すbiwa (5) biwa (4)

biwa (1) biwa (2)

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みんな集中して作業しました!

シロップ漬けしたびわは、さらに鮮やかなオレンジ色になって美味しそう!!

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この色を見ると、夏が待ち遠しくなりますね。