活動記録

農経探検 牛の骨格標本があった!

2020年7月2日 16時08分

農経高校の玄関フロアに牛の骨格標本があった!
これは珍しい。
名称プレートに「主基斎田耕牛 千代号」と書かれている。
主基斎田を耕した牛なのか?

<解説>
 天皇即位後、初めて行われる新嘗祭を特に大嘗祭といいます。
その大嘗祭に供奉する新穀を栽培する斎田が全国から2カ所選定
され、東に位置するものを「悠紀」、西を「主基」と称します。
 大正天皇即位の大嘗祭主基斎田が香川県綾歌郡綾川町に設置さ
れ、その主基斎田を耕した牛が千代号だったのです。
 千代号は明治44年(1911年)7月6日生まれで、大正4年
(1915年)4月に主基斎田を耕した、という記録が残ってい
ます。
 本校の前身である綾歌郡立主基農林学校は、主基斎田が綾川町
に設置された光栄を記念して設立されました。

 本校にお越しの際はぜひ、千代号の骨格標本をご覧ください。