活動記録

SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた取り組み(その1)

2022年1月6日 08時15分

みなさん、近頃よく聞かれるSDGsをご存じでしょうか。

日本語訳は「持続可能な開発目標」といいます。

2015年9月の国際サミットで、誰一人取り残さないという理念の下、2030年までの国際的な目標として採択され、193の加盟国によって合意されました。このSDGsの達成に向けて、17の持続可能な開発のための目標を定め各国政府だけでなく企業も貢献していくことが期待されています。

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(資料:国際連合広報センター)

  農業は、「食料を供給する」という重要な役割がまずあります。目標2の「飢餓をゼロに」の実現には、強い農業の存在が欠かせません。

 2つ目に、「環境を保持する」という役目と義務があります。農業はそれそのもので多面的機能を発揮しています。一方で、生産性を高めたときに悪影響として、環境に負荷を与えてしまうことがあります。

 その点は、まさに目標12「つくる責任使う責任」目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標15「陸の豊かさを守ろう」に関連するところです。

 私たち農業経営高校は農業を学ぶ学校として、SGDsの達成に向けて取り組んでいます。

 今回は、農業生産における環境負荷の軽減に取り組みとして、環境デザイン専攻生が行っているたい肥の施用を通じた土づくり、化学肥料の使用の低減を促進活動を報告します。

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 化石燃料を使う運搬車やホイルローダーは使わず、ネコ車(一輪車)で1アールの畑にたい肥を施用しました。約1時間、環境デザイン専攻生の3人が行いました。