11月10日(月曜)
新チームスタート時はエラーが多く、守備から崩れるようなチームでした。
秋季大会までは守備の準備力や判断力を高めるための実戦練習がほとんどでしたが、秋季大会以降は、捕る、投げるの技術を高めるために、ポジション別ノック(特守)の割合を徐々に増やしてきました。


ピッチャーはバント処理、キャッチャーはブロッキングなど、内野、外野はテニスボールを使ってハンドリングや捕球姿勢の基礎練習などです。
「計画×量×質=上達」 質は「目的意識(何を身につけるためか考えてやる)」「実戦意識(試合をイメージしてやる)」 何となく練習する(質が0)なら、上達も0です。
自分がどうなりたいか、何のためにしているかを明確にして、練習しましょう。
監督・鈴木
11月7日(金曜)
先日、走塁に特化し、甲子園に出場した県外校にお邪魔して、ベースランニングについて勉強してきました。
細かい走塁技術はもちろんのこと、戦術やマインドにおいても学ぶことばかりでした。
お邪魔した学校や相手校の皆様、ありがとうございました。
早速、朝練から練習に取り入れています。

先日のワールドシリーズや日本シリーズでも強いチームは総じて走塁の意識が高く、チームの規律が取れていました。
球速だけがピッチャーの良し悪しでないように、足の速さだけがランナーの良し悪しではありません。
個人として、チームとして勝てる走塁を身につけましょう。
監督・鈴木
11月5日(水曜)
フィジカルアップの秋冬。
順調に体重、筋力の数値が向上しています。
玉越トレーナーには、先月からの筋力の変化量に合わせて、メニューの負荷を上げたり、フォームの見直しをしていただきました。

前回の測定では、BIG3合計が400kg以上が5名でした。
(最大は430kg) 春までに50kgアップすれば、球速も打球速度も劇的に向上します。
半年後にレベルアップした景色(ビジョン)をイメージして、ワクワクしながら追い込みましょう。
監督・鈴木
11月3日(月曜)
3ヶ月ぶりのスプリントトレーニングをしました。
まだシーズン中ではありますが、スポーツの基本である「走り」の動きと感覚のアップデートが目的です。


また、ベースランニングの向上のため、ベースの蹴り方や身体の切り返し方を練習しました。

走りが良くなると走塁はもちろんですが、ピッチングもバッティングも守備も良くなります。
すべて地面からのエネルギーを力に換えることは共通なので、走りが良くなった選手たちは球速、コントロール、打球速度、コンタクト率、守備率などが向上してきました。
「神(成長、勝利)は細部に宿る」 一流は細かいことにこだわり、継続します。
細部へのこだわりが成長や勝利に繋がることを理解しているからです。
約15年染み付いた走りを変えるため、細かい動きや感覚にこだわりましょう。
監督・鈴木
11月1日(土曜)
2回目のウェイトのMAX測定をしました。
ベンチプレス、スクワット、デッドリフトの3種目です。

この3種目の数値が日々のトレーニングの重量の基準になります。
【結果報告】
ベンチプレス:69.7kg(平均)・90kg(最高)
スクワット :158.3kg(平均)・194kg(最高)
デッドリフト:155.8kg(平均)・180kg(最高)
1ヶ月前と比べると、ベンチプレスは8.4kg、スクワットは16.8kg増えています。
スクワットはパワーポジションまで落とせていない人が多いので、デッドリフトと大きな開きがある人はフォームを見直しましょう。
筋力アップには、7時間以上の睡眠と十分な食事(約4500kcal・タンパク質約140g)が不可欠です。
「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」とイチローさんも言っていました。
急に、まぐれで、甲子園にはいけません。
日々の小さな努力を継続して、まずは「フィジカルアップで香川一」を達成しましょう。
監督・鈴木
10月30日(木)
最近の朝練ではウェイトトレーニングを入れています。

トレーニング界では「ダブルスプリット法」というトレーニング方法があります。
トレーニングを1日の中で6時間以上の間隔を空けて、異なる身体の部位を、2回に分けて行うことで、より筋力アップができるという方法です。
これにより1回のトレーニングにかけるエネルギーと集中力を高めて、トレーニング効果を高めることができます。
効果は高いですが、十分なカロリーとタンパク質の接種が必要です。
栄養摂取が少なければ、最悪怪我に繋がります。
とにかく「出し切ること」「栄養を摂り続けること」で「香川一のフィジカルアップ」を実現しましょう。
監督・鈴木
10月27日(月曜)
東高野球部では週に2、3回ボール回しをしています。
ボール回しにもいろいろなバリエーションがあるのですが、現チームでよくやるのは塁間の半分以下(約12m)でのボール回しです。

時計回り、反時計回り、タッグの有無、ステップの有無、右足合わせ、左足合わせといった種類があり、約20種類のパターンで回します。
回数を重ねるごとにキャッチング、ハンドリング、タッグ、ショートスローのスキルが向上します。
「目的意識(何のための練習かを意識すること)」が練習の質を向上させます。
監督・鈴木
10月23日(木)
秋のテーマとして掲げている、「フィジカルアップで香川一」のため、2回目の測定を行いました。

体重 :66.1kg(+1.3kg)
打球速度 :128.6km/h(+2.2km)
プルダウンは故障者がいるため、平均がとれませんでした。
目標として設定している「体重=身長−100kg以上or9月から5%増」は4人、「プルダウン140km/h以上」は1人、「打球速度140km/h以上」は2人が達成しています。
ピッチャーは140km/hプロジェクトとして、細かく測定しています。
出力系の項目は概ね向上していますが、可動域の項目は停滞しています。
体重の増加ペースが遅いので、先日、食トレの勉強会をしました。
「カロリーを制する者はトレーニングを制す」 食事量、栄養素、食事のタイミングを見直し、確実にノルマを達成しましょう。
野球は不確定要素の多いチームスポーツですが、フィジカルにおいては「必要な努力を十分すれば」必ず結果に表れます。
次回の測定は1ヶ月後。
どれだけの成長を見られるか楽しみです。
監督・鈴木
10月24日(金)
高校野球で定着した延長タイブレーク。
無死1・2塁の得点が入りやすい状況でスタートします。
攻撃では、バント、スクイズ、盗塁などの作戦が多用され、守備では、バントシフト、ピックオフ、申告敬遠などの戦術があり、チーム力が勝敗を分けます。
これらの要素に加え、高校生ならではの底力や運も大きく影響し、高校野球の新たな魅力となっていると感じます。
今週と来週はタイブレーク強化週間として、練習しています。
先攻後攻、打順の巡り、投手と打者の相性、ストライクカウントなどで、何点とるか、何点までは取られていいのか、といった方針をたて、チームで意思統一を瞬時にできないといけません。
時間は少しかかりますが、攻守ともに選手たちで方針をたてるようにしています。

サインに従順なだけでは強いチームと呼べません。
主体性ある選手たちがサインプレーや戦術の意図を理解して1つになって戦う集団が理想です。
高松東高校野球部はまだ公式戦でタイブレークを経験したことがありませんが、タイブレーク(終盤戦)に強いチームになるためにこの期間でしっかり練習しましょう。
監督・鈴木