農場NOW👨‍🌾❗️

生徒のみなさんへ👨‍🌾

 FFJの歌より「学と業とを両の手に・・・・」。学習と実習。両方にしっかりと取り組んでいますか❓

 現在、農業を取り巻く環境は厳しいものがあります。

 しかしながら、私たちは、人が生きるために最も大切な「食」を学んでいるという誇りを持ち、学校生活に取り組んでいきましょう👨‍🌾

農場NOW👨‍🌾❗️

農場NOW💚👨‍🌾(5/19)

2024年5月19日 09時56分

👨‍🌾おはようございます💚 明日より中間考査、後半戦がスタート‼️ 予習をしっかりね👨‍🌾

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今日は曇り☁️、この後雨の予報です☂️。(朝に撮影👨‍🌾、左側が「鳥越山」、右側が「陣山」) 

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🤠農場探訪🪴

アジサイ(紫陽花)の様子です。ここで質問❗️なぜ花の色がちがうの❓ 赤、白、青❓ハクサンHPを参照にしながら紹介します。(写真は本校農場で👨‍🌾撮影、グラフおよび説明文はハクサンHPより引用・参照)

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紫陽花(以下、アジサイ)の花の色の変化は、土のpHが大きく関係します。土壌がアルカリ性(pH5~6.5)だと、土壌に含まれるアルミニュウムは溶けにくく、花色は変化しません。一方、土壌が酸性(pH5.0〜5.5)だと土壌に含まれるアルミニウムが溶けやすくなり、アジサイに含まれるアントシアンと結合し青色に変化します。次のグラフのように、酸性土壌でアルミニウムが多く含まれる土で栽培すると、花色が青色になります。

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一般的なアジサイは花にアントシアンを含んでおり、土壌のpHにより花色が変わります。白いアジサイは、もともとアントシアンを持たないので、どんな土壌で栽培しても常に白い花を咲かせます。よく草花栽培で使用する「ピートモス(酸性)」は、アルミニウムを含んでいないため、青色のアジサイになるのを防ぎます。土壌中のアルミニウムを増やすには、硫酸アンモニウム、ミョウバンを使うのが良いそうです。秋と春に500倍〜1000倍に薄めたものを3週間に1回の頻度で2回〜3回ほど与えると、アルミニウムを吸収したアジサイの花が青色に変化します。赤色、青色アジサイにチャレンジしてくださいね👨‍🌾 (株式会社ハクサンHP参照)

今日の朝、管理をしている草花の先生にお聞きしました。「何使いよんな❓」「ミョウバンやで〜」。ミョウバンを使いアジサイの色の調整をされていました🙂 ミョウバンは商品名で、正式名は「硫酸アンモニウムカリウム」、次のようにアルムニウムを含んでいます。ミョウバンには2種類あります。生ミョウバン〔AlK(SO42・12H2O〕を加熱・脱水したものが、焼ミョウバン〔AlK(SO42〕。焼きミョウバンが湿ると生ミョウバンになるそうです👨‍🌾(太陽製薬HP参照)

一方、硫酸アンモニウムは、アルミニウムを含んでいません。肥料で言うと「硫安」。酸性の性質。土を酸性にし、土の中のアルミニウムを溶け出しやすくする作用があると考えます👨‍🌾