本日は、愛媛大学附属高等学校の課題研究代表者発表会に参加するために、1・2年次生希望者21名が発表会の会場である愛媛大学城北キャンパス内南加記念ホールに向かって、早朝6:00に本校を出発しました。当日の日程は以下のとおりです。
6:00 三木高校集合、バス乗車・出発
8:50 愛媛大学城北キャンパス内南加記念ホール着
9:00〜12:30 愛媛大学附属高等学校成果発表会
12:30〜13:00 愛媛大学附属高等学校と香川県立三木高等学校との交流会
① 個人探究発表 ② 三木高校総合学科の活動報告 ③生徒の意見交換
(昼食をとりながらの交流)
13:00〜13:45 愛媛大学キャンパス巡り
14:00 愛媛大学城北キャンパス内南加記念ホール発
17:00 三木高校到着予定
当日は計画通りの内容を実施しました。帰りも時間通り学校にバスは帰着し、生徒の皆さんは全員無事に帰路につきました。帰着後、2年次生数人の「楽しかった」という言葉が印象的でした。


<参加生徒感想>
総合学科1年次生
○同じ総合学科の人との交流は初めてだったのでとても楽しかったです。
○学校生活などについて話していて、ほとんど私たちと同じ感じだったので親近感が湧きました。また、とても相手の方がフレンドリーで仲良くなれたのが1番の思い出になりました。
○探究を聞いてテーマが難しく理解するのが大変だった。質問をしようと考えたが1回言われたことを質問してないかや、きちんとしたとした文章が思い浮かばず質問出来なかった。
○交流会ではそれぞれ探究活動のことや私たちのインタビューシップのことについて話せた。同じ総合学科でもしていることや時期は違っていたが唯一自分達が発表する前に大学の先生の話を聞くという外部の人の話を聞く機会があった。
○愛媛大学附属高等学校さんの探究では愛媛大学の設備を借りたり、教授の意見を取り入れるということをしていて三木高校とのスケールの違いを感じた。
○附属高校のみなさんは質問に対する回答の速さが尋常じゃなくて驚いた。回答も探究したことを細部までよく理解していて、納得できるものばかりだった。三木高の産社や進探の授業の取り組みで質問に素早く適切な答えを返すみたいな練習を採り入れて見たいと思った。
○発表の内容がとてもじゃないけど今の私にはできそうにない濃い探求だったので、進路探究の理想像がイメージできました。
○探究のテーマが深く、難しい内容ばかりだったので理解するのに時間がかかってしまいました。また、質疑応答の時はすぐに質問に答えている姿を見て、自分が探究したことを深く調べているんだなと思いました。
○研究内容が身近でなく難しいものもあったがどの班も一切妥協せずに真剣に研究されていて、その姿勢に感動した。自分たちもこのような発表が出来るようにしたいと思った。


総合学科2年次生
○愛媛大学の成果発表会のレベルがすごく高かったです。大学の先生の助言や協力のおかげもあると思いますが、すごく研究テーマに対する熱意を持っていました。生徒自身のもっているポテンシャルが高くて思わず見入ってしまいました。しかし、生徒の主体性が重視されているのは三木高の方だなと感じました。今回の交流会だけでは時間が足りなかったので、引き続き交流していきたいです。
○自分の探究と比べて圧倒的に知識量や行動力が違った。そして、あんなにハキハキと発表できるのは探究を自分のものにしているからだと思った。目的を見失っていなかった。そんな探究ができるようにがんばりたいと思った。
○話し方や質問に対する答え方を見ている限り、揺るがない軸を持っているように感じた。
○附属高校さんも三木高生もお互い自分たちの活動に自信を持っていて、それでもより成長しようとするようなコミュニケーションが取れて、すごく楽しかった。
○自分も探究をしていく上で絶対に揺るがない軸を作って、たくましい発表をしたいと思った。
○論点をずらさず、分かりやすく順序立てて発表されていた。実験内容や実体験など、根拠がしっかりとしていたので、結論がスッと入ってきやすかった。また、原稿をほとんど見ずに話している人もいて、探究内容が頭の中に入っていて、それが質疑応答の際の素早さにも繋がっているんだと思った。
○大学と連携しているとは言え、あそこまでレベルが高いものを作っているということに驚いた。また、パワポや発表の完成度が高いのはもちろんのことだが、質問に対する受け答えの仕方も見事だなと思った。今回、とても貴重な体験ができたと思う。
○探究成果の深さに驚きました。そして、大学の先生方の凄さを実感しました。1を尋ねれば、10が返ってくるというのは、思考の深さや幅広い分野での知識の連携が表れていました。人に恐怖と感動を覚えたのは久しぶりでした。
○特に具体的に企画をせずに挑みましたが、あちら側もさすが総合学科という感じで、その場で臨機応変に動いてくれたり、グループワークできたので充実した交流会になりました。トーク力、コミュニケーション力、プレゼン力、負けじと頑張らなければと思いました。

文理科
○どの発表者さんも、目的や到達点を明確にして研究に取り組まれていたのが印象的だった。大学と連携しているからこそできるハイレベルな探究に感心した。短時間ではあったが今日得たことを課題研究生かせるようにしたいと思った。
○質疑応答での回答が根拠に基づいて自分の考えを言えるほどしっかりしており探求への意欲が強く感じられ自分も見習いたいと思いました。
○同い年の高校生とは思えないほど、テーマからまとめまで専門性の高い発表になっていて圧倒された。質問の返し方からも詳しく自分のテーマについて調べ上げているのが伝わってきてすごいと思った。言葉遣いやスライドショーの作り方なども参考にできる部分が多いと思ったので、今日の経験をこれからの個人探究に活かしたい。
○同じ法学部の探究をしていた子に質の高いアドバイスをもらえたりレベルの差を感じさせられるような探究内容を聞けて、とてもよい経験となった。