日誌

令和4年度 3学期終業式

2023年3月17日 19時57分

3月17日(金)は3学期の終業式でした。

初めに検定合格や1年間の皆勤賞・精勤賞の表彰が行われました。

続いて校長先生からのお話がありました。

アルバイトなど昼間の生活の後に定時制に通うことは大変なこと。だから、精勤賞や皆勤賞、そして卒業することは価値あることだと言われました。

そして、12年前の東日本大震災の被災を乗り越えてプロ野球選手となり、現在WBCに出場している佐々木投手を紹介し「生徒のみんなにも一生懸命生きてほしい、その姿が誰かの励みになっているかもしれないのだから。」と話されました。

教頭先生からは、選挙に行って政治に参加することの大切さや、SNSを正しく利用することなど、社会の一員としてのあり方について、お話がありました。

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今日の生徒は1年間の学校生活を終えてほっとした表情でしたが、明日からの春休みはアルバイトや資格試験の勉強でいそがしい人もいるようです。

春休みの間に気持ちをリフレッシュさせ、新しい年度にまた元気に登校してきてほしいと思います。

学年末を迎えて ~学校行事の様子~

2023年3月14日 19時44分

3月も半ばとなりました。

学年末考査を終え、この時期は少しリラックスした雰囲気の中、さまざまな学校行事を行っています。

3月10日(金)はレクリエーション大会。オセロゲームで競いました。

予選はグループ内総当たり。多くの人と対戦するために盤を一回り小さくして、時間短縮で行いました。決勝はグループの1位の生徒でトーナメント戦。3年生が優勝しました。

予選敗退した生徒はトランプ大会。ばば抜きや神経衰弱で盛り上がりました。

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3月13日(月)は卒業生の生活体験発表を視聴しました。

定時制通信制の生徒が体験を通してメッセージを伝える「生活体験発表会」。本校にも、毎年1名ずつが発表を重ねてきた歴史があります。

この日は、平成23年度卒業生の「70歳の高校生」と題した文部科学大臣賞を受賞した発表をはじめ、卒業生4名の発表の映像を視聴しました。

目標や夢に向かって懸命に高校生活を送り、その体験から感じたことや考えたことを堂々と語る発表は、どれも私たちの胸を打ちました。在校生にとっては、自分の高校生活を見つめるよい機会となりました。

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3月14日(火)は進路指導講話。ジョブサポートティーチャーの松原先生から、就職試験の面接の心構えや、就職に向けての高校生活の送り方についてお話がありました。

まず、面接時の立ち振る舞いについて、DVDの映像を使って具体的にお話ししてくださいました。

また、敬語を普段から使えるようにすること、自分から積極的に質問すること、目標を定めて準備をしておくことなど、高校生活の送り方について、アドバイスをくださいました。

どの生徒にとっても卒業後の進路はとても大切なものです。今日のお話をこれからの学校生活に活かしてほしいです。

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令和4年度 卒業式

2023年3月1日 14時56分

令和5年3月1日は卒業式。高校での学びを終えて、4年生が巣立ちます。

晴天に恵まれた中、全日制との合同の卒業式が体育館で行われました。

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その後、場所を西館の4年生の教室に移して、定時制の卒業式を行いました。会場の教室は、前日に生徒会役員が祝意を込めて装飾しています。

まず、教頭先生から一人ひとりに卒業証書が手渡されました。そして「長い人生しんどい時があるだろうが、大切な人がいることでがんばれる。支えになる存在を作ってほしい。」と餞の言葉がありました。

担任の先生は一人ひとりの4年間の思い出を紹介しながら、それぞれの成長を心から讃えました。

そして卒業生のあいさつ。「初めはとても心細かったけれどクラスメイトがいたからがんばれた。」「少人数で遠慮せずに意見が言えて授業に参加できるようになった。」彼らが口にしたのは、成長できた喜びと支えてくれた人への感謝でした。

式の最後は、担任の先生が作成したフォトムービーの上映。思い出をスライドで振り返りながら、卒業生の高校生活の軌跡をたどることができ、胸がいっぱいになりました。

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!4年間という長い高校生活を、最後までよくがんばり抜きましたね。これからも自信を持って、自分の道を歩んでください!

予餞会 ~先輩方、ありがとうございました~

2023年1月30日 20時22分

1月30日(月)予餞会を開催しました。

毎年、卒業生を送る会として生徒会が中心となって企画しているものです。

今年も12月に改選されたばかりの新生徒会役員が、先輩たちへの感謝の気持ちを表そうと、

年明けから準備をしてきました。

学年交流で行うゲームは、生徒たちが考え、試しにやってみて改良したり、流れの確認をしたり。

おかげで、本番では、初めての司会や進行もうまくいき、みんなに楽しんでもらえたと思います。

4年生にはサプライズで手作りお菓子ブーケを渡しました。

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4年生からのあいさつでは、予餞会のお礼とともに、在校生に高校生活をがんばってもらいたいという応援の言葉もいただきました。

卒業式まであと1ヶ月ありますが、4年生の皆さん、高校生活おつかれさまでした。

今日はみんなで楽しいひとときを過ごせて、本当によかったです!

定時制の生徒たち④ ~卒業考査を前に~

2023年1月18日 21時30分

来週卒業考査を迎える4年生の、今日の英語の授業の教材は、ビートルズの名曲「Let it be」。これを教材に選んだのは、英語の担当でもある担任の先生。もうすぐ卒業する生徒たちに、苦しいことがあっても、自分らしさを失わないで、あるがままでいてほしい、という願いを込めたとか。4年生は言葉の意味を味わいながら、声を合わせて「Let it be」を歌っていました。

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さて、その中の1人、Dさんに定時制での4年間についてインタビューしました。中学時代は英語がとても苦手で、高校の授業が不安だったそうです。しかし、中学時代の内容を復習しながらの授業によって、今では少し分かるようになったとか。「今も苦手ですけれど」と言いながらも、アルバイト先の飲食店で外国人のお客さまが来たときに、英単語をつなげて注文を聞くことができるまでになったそうです。

そんなDさんが感謝しているのは、クラスメイト。「4年間、クラスメイトがいつも助けてくれました。アルバイト先で叱られて落ち込んだまま登校しても、気持ちを引っ張ってくれたり、勉強を教えてくれたり。本当に感謝しています。」そして、春からの社会人生活については「高校時代に学んだ知識を活用して、いろいろな人と知り合いになりたいです。」と話してくれました。

考査期間になると、いつも誰よりも早く登校してテスト勉強をしていたDさんに、今回も早く登校してテスト勉強をするのかたずねると、「はい。」と答えてくれました。

4年生の皆さん、高校最後の定期考査、がんばってください!

令和4年度 3学期始業式

2023年1月10日 21時00分

1月10日(火)3学期の始業式が行われました。

今年度は少し長い冬休みでしたが

多くの生徒が久しぶりに元気に登校してきました。

まず、校長先生からは次のようなお話がありました。「一年の計は元旦にありと言います。小さくてもいいから、目標を決めてそれに向かっていきましょう。」

教頭先生は「二十歳のつどい」の話から、かつて成人式の直後に阪神淡路大震災で亡くなられた友人の話をされ、「今ある命を精一杯生きてほしい。」という思いを語られました。

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始業式に続いて生徒会役員選挙。

新生徒会役員の立候補者が決意を述べた後、信任投票が行われ、新役員が選出されました。

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その後、旧生徒会役員を代表して生徒会長を務めていた生徒が

「私は、やったことがないことに挑戦しようと思って会長になり、みんなが楽しめる行事になるよう努めました。役員でない皆さんも、どんどん意見を言って、生徒会を盛り上げてください。」とあいさつをしました。

今日から3学期が始まります。

学年のよいしめくくりになるように、一日一日大切に過ごしていきましょう!

令和4年度 2学期終業式

2022年12月23日 20時03分

12月23日(金)2学期の終業式が行われました。

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最初に表彰状の伝達があり、県生活体験発表大会の優秀賞、各検定合格者の表彰の後、たくさんの人が皆勤賞や精勤賞を受賞しました。

続いて校長先生から「『あたりまえ』の反対は『有り難し』つまり『ありがとう』。命があることをあたりまえに思わずに、一日一日を大切に過ごしてほしい。」「冬の寒くて暗い道のりを学校に向かってくることは大変だと思うけれどがんばってほしい。」とお話がありました。

そして教頭先生からは「年末に大掃除をするのは日本の古くからの文化です。火事などからの防災のためにも、家の中をよく点検し、きれいにして新しい年を迎えてほしいです。年始の目標を授業で聞けるのを楽しみにしています。」とお話がありました。

定時制の生徒は、冬休みもアルバイト等でいそがしく働く生徒が多いです。

体に気をつけて過ごし、よい年を迎えてほしいと思います。

定時制の生徒たち③ ~生徒会活動~

2022年12月23日 19時31分

本校の生徒会活動は、文化祭や予餞会、卒業式の教室装飾などの行事の企画や運営をします。また、外部の先生をお呼びして行う講演会では、生徒会役員が学校代表としてお礼の言葉を言います。

準備や片付けなど、裏方の仕事が多いですが、絵を描いたり、工作をしたりなど自分の得意分野を生かして活動している人もいます。

3年間生徒会役員を務めたCさんは「もともと絵を描いたり、文章表現をしたりすることが好きなので、やりたいことがやれたと感じています。計画することは好きですが、いざやり始めると違う方向にいってしまったりして。でもそれも楽しかったです。生徒会にはいろんなタイプの人が集まっていたと思います。」と話してくれました。

また、講演会の後の謝辞については「あまりやったことがないことだったので緊張しました。でも、いい経験になったと思っています。先輩の生徒会役員の人が、自分の言葉で素直に謝辞を述べているのを見て、自分もそうしようと思いました。礼儀や形式は大切ですが、自分の心からの感想を伝えるフランクな部分を謝辞に入れようとしました。そのためにも、講演会はメモを取りながら聴いていました。」とのこと。

高校で初めて生徒会に入った人も多いです。持ち味を生かせる場として、新しい経験をする場として、生徒会活動をしてみるのは素敵なことだと思います。一番人気がある仕事は、景品の買い出しです!

定時制の生徒たち② ~アルバイト~

2022年12月23日 16時24分

今日はアルバイトをしているBさんに話を聞きました。

Bさんはラーメン屋のアルバイトを1年以上続けています。

夜に学校に行くなら、昼間はアルバイトを通して社会勉強をしてほしいという思いから、お母さんが働くことを勧めてくれたのがきっかけだそうです。

勤務先は自家製麺のお店なので、多いときは一人で250束の麺を打つそうです。ローラーや包丁など、使う機械や道具は取り扱いに気をつけないと、怪我をしてしまいます。作業は気を引き締めてするそうです。

どんぶりは重く、湯気は熱く、体力勝負の仕事ですが、給料をいただくと「がんばった甲斐があった」と思うとか。そして、給料のうちいくらかは必ず家に納めているそうです。

週に4日働くBさんは、多いときは何万円もの収入があるそうで、「うれしくなって使いすぎてしまうといけない。お金の管理をしていきたいです。」と話してくれました。

定時制の生徒たち① ~アルバイト~

2022年12月23日 15時33分

本校では昼間にアルバイトをしている生徒が多くいます。

今日は生徒にアルバイトについて質問してみました。

Aさんは、ライブに行くお金を自分で稼ぎたくて、あこがれだったアパレルの仕事に応募し、採用されました。数ヶ月間のアルバイトでしたが、とてもよい経験になったそうです。

お客さんに声をかけ、短い時間の中で喜ばれる服を提案することは、難しいけれどやりがいがあったとか。外国人のお客さんに英語で接客してそれが伝わったときには本当にうれしく、自信がついたそうです。自分を認め、褒めてくれる店長さんとの出会いもありました。

Aさんはこの春卒業予定ですが、高校時代に、アルバイトだけでなく、自分がやってみたい新しいことに挑戦できたことがよかったと、話してくれました。

交通安全教室

2022年12月22日 20時11分

12月22日(水)高松北署の交通第一課の坂口さんをお招きして、交通安全教室を行いました。

坂口さんは長く交通安全に携わっておられ、県内の交通事故の事例を具体的に取り上げて話してくださいました。そして、若者が事故に巻き込まれるケースはとても多く、交通事故がその後の人生を大きく変えてしまうのだと。

高校生がよく使う自転車については、イヤホンを付けたりスマートフォンをのぞいたりしながらの「ながら運転」はとても危険なこと。一時不停止違反などは赤切符制度によって罰金を課せられること。ヘルメット着用が努力義務化されることなど、特に詳しく教えてくださいました。

薄暮時(はくぼじ)の交通事故が多いことについては、車の運転手の目線で、暗い色の服装をした人がよく見えないことが分かりました。定時制は、夜の授業のため夕暮れ時の登校になるので、注意が必要です。

坂口さんのお話からは、生徒が交通事故の加害者にも被害者にもならないようにという思いが伝わってきました。講話の最後には「一瞬のルール違反で、一生が大きく変わってしまいます。命は返ってこないのです。」とおっしゃいました。

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大切だと思っていても、つい油断してしまう「交通安全」。今日のお話を忘れずに、毎日を過ごしていきたいものです。

坂口さん、今日は貴重なお話をありがとうございました。

芸術鑑賞会

2022年12月21日 21時00分

高松市美術館で開催されている「さくらももこ展」を鑑賞しました。

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生徒たちは、2学期期末考査を終えリラックスした様子でした。

みんなが知っている「ちびまる子ちゃん」の作者であるさくらももこさん。

直筆原稿や原画を見ることができました。

最初にスタッフの方からギャラリートークをしていただきました。

さくらさんは何度も香川県に来られ、香川県を舞台に描かれた巻もあることを知りました。

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さくらももこさんが作り出す世界の優しさと素朴さ、愛らしさに惹きつけられ、もっともっと見ていたかったです。

昭和の日常があたたかい気持ちにさせてくれ、癒しの時間となりました。

地域発見!自分発見!講座

2022年12月19日 19時23分

12月19日(月)

地域でゲストハウスを営む若宮さんをお招きして、「地域発見!自分発見!講座」を開催しました。

演題は「セネガルから帰ってきたワケ」。

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若宮さんは国際協力の仕事がしたいという思いから、青年海外協力隊として西アフリカのセネガルで活動した経験をお持ちです。現地の人といっしょに、蜂蜜を採取する事業に取り組まれました。

セネガルでは、地域に貢献しようと思ってではなく自分の生活のためにしている現地の人の仕事が、結果的には他の人々の生活をよくしていくことを目の当たりにした若宮さん。無理に「貢献」を意識しないでいい、役に立たない仕事など一つもない、と思ったそうです。そして、子どもとの時間を大切にする現地の父親たちを見て、自分も地元に帰ろう、そして家族のそばで働こうと決めたそうです。

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当時を振り返って「自分の方が現地の人よりもうまくやれると思っていた。でも実際は違っていて、現地の人は私が知らないことを、たくさん知っていた。」とおっしゃった後、「人は自分を正しいと思ってしまうもの。他の人を理解することはむずかしい。」とも。

そして、地元に帰ってゲストハウスを営む今のご自身については、「やりたいようにやっている。皆さんにも、自分で自分を応援できるような生き方をしてほしい。どう生きたいか、したくない生き方はどんな生き方か、自問してほしい。」と話されました。

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最後に生徒からの質問「若宮さんのしたくない生き方は何ですか。」には、「家族と離れて仕事をすること。」とのこと。

ご自身が大切だと思うものを、本当に大切にしていらっしゃる生き方はとても素敵でした。

生徒たちにとって、自分の生き方について考えるよい機会になりました。

若宮さん、貴重なお話をしてくださり、ありがとうございました!

職場体験研修~穴吹学園 各専門学校~

2022年12月6日 19時35分

12月6日(火)職業体験研修として穴吹学園の各専門学校の体験研修を受けました。

生徒の希望により

①穴吹動物看護カレッジでの研修

②高商での工科、パティシエ、リハビリ、デザイン、医療の研修 に分かれました。

①穴吹動物看護カレッジでは、はじめに動物に関わる仕事の種類の他、動物の仕事に就く時に必要な力は何か、などを教えていただきました。

カレッジのスタッフの方は、トリマーや看護の仕事をしておられ、

「動物が元気になったり、飼い主さんの笑顔を見た時にやりがいを感じます。」

「体力と精神力が必要な仕事。本気にならないと動物たちに見抜かれてしまい、うまく関われません。」

「飼い主さんと信頼関係をつくるためには、動物についての広い知識とコミュニケーション能力が大切です。」

など、現場で働く喜びや大変さを教えてくださいました。

動物が好きという気持ちはもちろん大切だけど、好きなだけではつとまらない。

命を預かる仕事の責任の重さも伝わってきました。

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次に、実際に犬と触れ合う体験をしました。

台の上に犬を載せてくれましたが、小さな犬にとって、台から落ちることは人間が二階から落ちるようなもの。怪我をさせないように足を握っておかなければいけません。

そして、あらかじめ生徒から質問があった「犬の爪切り」について取り上げてくださり、安全な爪切りの仕方を教えてくださった後、専用の爪切りで、爪を切る体験をしました。

↓血管を切ってはいけないので、ドキドキ。

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↓可愛いなぁ。至福のひととき☆

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小さな命と触れあいながら、学校では学べないことを教えていただきました。

②高商での工科、パティシエ、リハビリ、デザイン、医療の研修

自動車整備

穴吹工科カレッジからは、実際の車を用いて自動車整備の説明を受け、体験させていただきました。

パティシエパティシエ 菓子

穴吹パティシエ福祉カレッジからは、クリスマスケーキにのせるマジパン細工の作製を体験させていただきました。

リハビリ

穴吹リハビリテーションカレッジからは、理学療法士や作業療法士に関する話を聞き、聴診器・打腱器などを実際に使わせていただきました。

デザイン

穴吹デザインカレッジからは、携帯電話のクリスマス向けの待ち受け画面を自分でデザインさせていただきました。

医療

穴吹医療大学校からは、看護師の業務や正しい手指の消毒の仕方などについて話を聞き、手術用の手袋を装着させていただきました。

生徒それぞれが体験を通じて、自分の将来の就職について具体的にイメージするよい機会になったようです。

穴吹学園の皆さん、ありがとうございました!

百人一首大会

2022年11月18日 19時36分

11月18日(金)全校生徒で百人一首大会を行いました。

この行事は本校定時制で毎年秋に開催しています。

国語の授業で百人一首の和歌をいくつか学習し

各学年とも一度は札を取る練習をして大会に臨みます。

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始めにくじで4,5人ずつのチームに分かれて競技開始。

1回目の競技(予選)終了時に取った札の枚数を数えて、

もう一度チーム分けをして2回目の競技(決勝戦)を行いました。

上級生の中には、自分の好きな和歌を覚えていて

上の句の最初の五文字を読み上げただけで、下の句を取る場面もありました。

そんな時はチーム内で「おーっ!!」という歓声があがります。

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百人一首は昔の文字で書かれているので、耳で聞こえてくる音と札を一致させるのも一苦労。

でも、何度も競技をしているうちに、自然と和歌を覚え、内容に興味を持つようになります。

千年も前の和歌ですが、何となく、その心が伝わってくるのです。

そして、お気に入りの和歌を自分の十八番(おはこ)として、必ず取ってやるぞとねらうようになると

百人一首が楽しくなっていきます。

秋の夜長に、ちょっぴり日本の文化を楽しむことのできたひとときでした。

みなさんおつかれさまでした!