青年劇場という劇団で、前日から会場となる体育館で会場設営をし、当日はどこかの劇場かと思えるような、本格的な舞台が出来上がっていました。
内容は、沖縄へ修学旅行に行った女子生徒の、旅館の「ゴーヤの間」という部屋での話です。戦争の話や5人のメンバーの個性のぶつかり合い、そして最後の仲直りまで息をつかせぬ展開で、会場は笑いの渦に巻き込まれていました。
生徒の中には演劇というものを初めて見た、と言う者も多く、期待を超えて良かった、楽しかったという感想が聞かれました。また、高校生にとって共感できる内容であったり、2年生はこれから修学旅行にいくので、自分たちと重ね合わせたりしてストーリーの中に入り込んで鑑賞していたようです。
終演後は、生徒会執行部の5人と俳優さん2人とで座談会を行いました。劇団員のかたのお話はとても楽しくパワフルで、あっという間に1時間が経っていました。
平成23年度 芸術鑑賞会