定時制ニュース

　校長先生らに見送られて学校を出発し、途中の与島で休憩をとって倉敷に向かいました。与島では、昨夜から続く強い風と寒さに、皆震え上がったのですが、倉敷に着くころには風もやみ、青空が見えるまでに天候も回復しました。

　倉敷では、まず最初に美観地区の中心、倉敷川沿いで記念写真を撮った後、自由行動となりました。季節も良く、古い街並みに紅葉が映えます。美観地区をのんびり歩きながら、カレーパンやソフトクリームなどを食べ、またそぞろ歩きを楽しみます。平日ですが、小学生や高校生の遠足の他、国内外からの観光客も多く見られました。新型コロナも落ち着いて、観光地もかつての賑わいを取り戻しつつあることを実感しました。

　集合時間ぎりぎりまで楽しんだ生徒は、それぞれにたくさんの土産物を抱えており、充実した一日になったようです。

  今年は午前と午後の部に分かれての発表で、三本松高校は午後の部での発表です。

　本校からは３年池田さんが「成長に必要なもの」という演題で出場し、定通総体の練習から得た学びについて話しました。残念ながら全国大会出場は叶いませんでしたが、優良賞を頂きました。大会まで繰り返し練習し、大勢の人の前で発表するという経験を通して、また一つ成長できたと思います。

　発表に向けてコツコツ努力する彼の姿を知っている本校生はもちろん、会場からも大きな拍手をいただきました。

　定時制では、ずっと以前から中秋の名月に合わせて観月会を行っていました。しかし、新型コロナ感染対策で、ここしばらくは実施できていません。今年は、久しぶりの観月会となりました。

　１，２時間目の授業終了後、まずは調理室へ集まって全員で月見団子を作ります。今回は、黄粉団子とみたらし団子をつくりました。

　生徒会長からのあいさつの後、渡り廊下に出て、東の空を昇っていく月を眺めます。今回は天候もよく、明るい月を背景に友達同士で写真を撮ったり、俳句をひねったりしました。

　最後に、考えた俳句を短冊に書いて提出し、団子を食べて解散しました。

　生徒の俳句から

・満月と皆で撮ったツーショット

・空白の夜に咲き誇る月明り

　今年はようやく、平常通りに校外からもお客様に来ていただける文化祭となりました。在校生は、新型コロナが発生して以降の文化祭しか知りません。果たしてどれだけの方に来ていただけるか、どきどきしながらの文化祭となりました。

　まだまだ猛暑が続く中、まずは揃いのTシャツに着替えて打合せです。今年は、黒地に白で先生方の似顔絵が描かれています。

　定時制の展示「縁日」では、今年も射的、ボウリング、ヨーヨーに輪投げ、ストラックアウトを実施し、たくさんのお客様に来ていただきました。今年は、小さな子供を連れてこられた方も多く、楽しそうにゲームをする姿にこちらも嬉しくなりました。来年も今年同様に、様々な人に来ていただける文化祭ができることを願っています。

　始業式に先立って行われた表彰式では、定通総体の全国大会に出場した柔道女子の表彰伝達が行われました。８月6日（日）に東京の講道館で行われた柔道の全国大会では、本校生徒が「（公財）石澤奨学会理事長賞」を受賞しました。この賞は、「日頃の困難な学習環境の中においても本大会を目指して努力をした」ことに対して表彰されるものです。上位入賞はできませんでしたが、全国大会に出場したこと、またこのような表彰状を頂いたことは、思い出に残るものとなるでしょう。

　始業式では、校長先生の講話のあと校歌斉唱し、その後ホームルームで二学期の予定を確認しました。

　まだまだ暑い中、文化祭を初め、二学期にはたくさんの行事があります。慌ただしい日が続きますが、行事を通していろいろな人と一緒に多様な経験を積み重ねてほしいと思います。

　終業式に先立って行われた表彰式では、6月に行われた香川県定通総体、柔道女子の表彰伝達が行われました。柔道女子は、８月6日（日）に、東京の講道館で行われる全国大会に出場する予定です。

　終業式では、校長先生から「命を大切に！」との話や、同窓会のつくったクリアファイルの紹介などがありました。校歌斉唱の後はホームルームを行って、本日の予定は全て終了です。

　これから長い夏休みになります。今年も酷暑が予想されていますが、規則正しい生活を維持し、９月１日にはまた元気な顔がそろうことを願っています。

駅の清掃は３月にも行ったのに、もうレンガ舗装の間には大きな草が生えています。夕方ですので蚊に刺さされながらも、丁寧に草を抜いて綺麗にしていきました。

学校周辺でも、アスファルトやコンクリートの隙間から延びだしている草を抜き、ゴミを集めました。通りかかった人からお礼を言われて照れたりしながら作業を進め、大きなゴミ袋１杯に草を持ち帰りました。

今回はJA香川県の女性部部長として、五名の活性化に取り組んだ木村京子さんに講演をして頂きました。

五名は東かがわ市の南、徳島との県境に位置する山間地で、イノシシの獣害や高齢化などの問題を抱えていましたが、現在移住者が増え、イノシシ祭りなど活発な活動で注目を集めています。今回は「ファンが集う奇跡の集落　拝啓　五名は元気です」と題した講話で、五名の活性化の苦労や楽しさなどを明るく語って頂きました。

頑張っている地元のことを知ると共に、自分の進路を考えるきっかけになることを願っています。

今年は、柔道部門、卓球部門、バドミントン部門の３部門にエントリーし、大会までの２週間、それぞれの目標に向かって練習してきました。特に男子の卓球については、団体での全国出場を目標とし、始業前１時間の自主練習を、４月から行ってきました。

柔道部門に出場した２名は、それぞれ全国大会への出場が決まりました。

バドミントン部門、卓球部門では、善戦したものの、入賞には及ばす、全国大会への出場は叶いませんでしたが、それぞれの選手がベストを尽くした、すばらしいゲームができました。

柔道の全国大会は８月６日（日）に東京の講道館で実施される予定です。

大山牧場では、乳牛の飼育など、牧場の仕事に関するお話や、この地域でいち早く牛乳の六次産業化に取り組んだご苦労についてのお話などを伺いました。その後、牧場でとれた牛乳を使ってバターづくりを体験しました。皆、バター作りは初めてで、容器の中にできた丸いバターを見て、歓声を上げました。

この他、いちご狩りやさぬきうどん作り体験など、食に関する様々な体験を行った一日でした。

　新入生と上級生が一日を共に行動し、楽しく充実した時間を持つことができました。

新入生と在校生がそれぞれ自己紹介した後、新入生の代表から挨拶、生徒会長田中さんから歓迎の言葉がありました。

その後、近くの前山まで花見を兼ねて話をしながら歩いて行きました。今年の春は暖かく桜も早く咲いたため、もう花はほとんど落ちていました。わずかに残る花を眺め、前山の頂上で記念写真を撮って帰校しました。

これでようやく、全学年２１名がそろいました。お互いに協力し合って、楽しい学校生活にしていきましょう。

　今年は、男子5名、女子3名の計8名が入学しました。これで、全校生徒は２１名(男子１２名、女子９名)となります。

　入学式後は教室に入り、さまざまな説明の後、記念写真を撮って解散しました。これから、４年間頑張っていきましょう。

離任される先生方のあいさつでは、冗談や笑いが出たりもしましたが、在校生代表の生徒会長あいさつ、花束贈呈では思わず涙してしまう生徒もいました。

続いての始業式では、講話のあと校歌を歌いました。その後、各自教室に入り、担任の先生から新しい教科書を受け取り新学期の始まりです。

まだ2年生だけですので、少し寂しい始業式でしたが、明日の入学式では新１年生が入学し、定時制も賑やかになるでしょう。

これから１年間、みんなでがんばりましょう。

　三学期も最終日となり、今年度も今日で終了です。

終業式では校長先生からの話の後、校歌を歌って終了となりました。終業式後は、各教室で春休み中の日程について確認の後、解散となりました。

春休みは、4月5日までです。それまでの間に、それぞれ新年度に向けて準備をしていってください。6日には、またみんなの元気な顔が見られるのが楽しみです。