野球部ブログ for 2024

細やかに、大胆に

2024年5月26日 18時38分

 今週末から県総体が始まるという1週間、そんな緊張感を感じながら選手たちは練習に取り組んで来ました。今週のテーマはバント。緊迫する場面で1球でバントを決めるべく、練習に取り組みました。

 25日(土)にはホームゲーム2試合を実施しました。第1試合(1−4 負)は相手投手に3安打に封じられ、なかなか得点することができませんでした。そんな中で先発投手も粘りのピッチングを見せましたが、6回に失った3点が響いて敗れました。第2試合(7−9 負)は4回までに0−7と苦しい展開となりました。その中で少しずつ追い上げ2点差まで迫りました。逆転はできませんでしたが、後半で持ち味を出せた試合でした。

 26日(日)はビジターゲーム2試合を実施しました。第1試合(3−9 負)はミスで失点を重ねる苦しいゲームでした。最終回に粘り2点を返しましたが及ばずでした。第2試合(7−4 勝)は初回に4点を挙げ、流れを掴みました。後半にはピンチもありましたが、最少失点で切り抜け勝利を掴みました。

 2日間を通して、落ち着いてプレーできずに出たミスや、狙いを絞りきれないブレーでなかなか流れを掴むことができませんでした。細やかに状況を見て、大胆に決断し、やり抜く。力が上のチームに勝っていくためにもその大切さを痛感した試合でした。次週は遠征。多くの収穫が得られるよう、練習を重ねます。

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なんとかする

2024年5月19日 12時39分

 何かと行事の多い5月も後半に入りました。今週は遠足があり、生徒たちは各学年の行き先で楽しんでいました。そんな中、練習は守備練習を中心に行いました。自滅しない、守り勝てるチームを目指す。そのようななかで週末の練習試合を迎えました。

 18日(土)はビジターゲーム2試合を実施しました。第1試合(2−1 勝)は両投手が粘りを見せる投手戦となりました。1−1で迎えた8回に相手のバッテリーから盗塁を決めたところから1点をもぎ取り、決勝点となりました。走塁の重要性を実感できた試合でした。第2試合(9−5 勝)は序盤に得点を重ねたことが勝利につながりました。ここでも相手の隙をつく走塁でチャンスを広げることができました。

 19日(日)はホームゲーム2試合を実施しました。第1試合(10−8 勝)は3回終了時に4点差と劣勢に立った中でできることを1つずつ重ねていき、8回にタイムリーヒットで逆転。勝ち切ることができました。第2試合(4−12 負)は序盤の大量失点が響きました。

 試合の中で、まだまだミスは出ますが、最終的に追いついたり、勝ちきれたりと、なんとかすることが増えました。プレーの精度を上げ、より力のある相手と接戦し、勝ち切る。その力を磨いていきます。

 来週は25日(土)に10時頃より三木高校にてホームゲームを予定しています。

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負ける→負けない→勝つ

2024年5月13日 12時50分

 ゴールデンウィークが明け、火曜日スタートとなった今週も、引き続き「1球で仕留める」をテーマに練習に取り組みました。練習の中でも少しずつプレーの精度が上がり、バッティングでは良い打球が増えてきました。そんな中、週末に練習試合を実施しました。

 12日(日)の第1試合(3−3 引分)は序盤に毎回先頭打者に出塁される苦しい展開の中で複数得点を許さず、3回まで3失点で粘りました。以降は投手陣がリズムを掴み、無失点で抑える中で、終盤に同点打を放ち、引き分けに持ち込みました。第2試合(3−11 負)もなんとか最少失点で切り抜けながら7回まで2−4と粘りましたが、最後に力尽き点差が広がりました。以前は力のあるチーム相手だと接戦になっても負けることが多かったですが、この日は引き分けで終わることができ、以前よりも勝利に近づいたことを確認できました。

13日(月)の第1試合(6−6 引分)はグラウンドコンデションが悪い中で5エラーと乱れましたが、どうにか点を取り返して引き分けに持ち込みました。第2試合(1−8 負)はランナーがいる場面での三振が多く、ランナーが進められずに敗れました。

 4試合の中で、リードされた展開からの引き分けが2試合と負けない戦いが少しずつできるようになってきていますが、大会では勝ち切ることが重要になります。あと一歩、あと一球を追求していきます。

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1球の重み

2024年5月5日 13時12分

 ゴールデンウィーク後半の今週、体育祭もあった中で、1球の精度を上げるべく練習に取り組み、練習試合で成果を確認しました。

 3日(金)にはビジターゲーム2試合を実施しました。第1試合(3−3 引き分け)は中盤にミスで失点したものの投手が粘り強く投げました。攻撃では2死満塁から出た内野安打にエラーが絡んで一挙に3点。好走塁が光りました。最終回には2死1,3塁のチャンスを作りましたが、最後の1本が出ず、同点で終わりました。第2試合(6−7 負)は5回までリードして折り返しましたが、足を吊り、離脱者が出た中で慣れないポジションを守る選手のエラーが決勝点となりました。たった1球が勝敗を分ける。それを実感したゲームでした。

 4日(土)にはホームゲーム2試合を実施しました。第1試合(18−0 勝)は安定して守り抜く中でこつこつと加点し、主導権を握りました。第2試合(5−6 負)は互いに点を取り合う中であと1点が取りきれませんでした。

 1球で決める、1球に集中する。チームでそのような姿勢は少しずつ定着しつつあります。気温が上がる中で2試合を戦い抜く準備をして試合に臨む。大会の1試合を通して実力を発揮する訓練をしていきます。

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目指すレベルを明確に

2024年4月29日 12時58分

 今週は連携の強化をテーマに、フライの声かけ、カットプレーなど守備練習中心の練習を行いました。練習の中ではプレーが決まる場面が増え、練習の成果を感じる場面が増えてきました。

 27日(土)にはビジターゲーム2試合を実施しました。第1試合(6−1 勝)は3回にミスに乗じて連打でつなぎ、一挙5点を挙げ、主導権を握りました。7回に1点を失ったものの、その裏にホームランで取り返し、5点差でゲームセットを迎えました。第2試合(9−5 勝)は初回に先制したものの、3回に連打で逆転されますが、後半で粘り、最後は長打で逆転しました。相手がいる実戦の中で、やってきたことが発揮できた場面が多かったゲームでした。

 29日(月)にもビジターゲーム2試合を行いました。第1試合(2−10 負)、第2試合(2−10 負)でした。常にランナーを背負う苦しい場面で失点を抑えることができませんでした。攻撃面では繋いで得点するという良さも発揮できましたが、得点が足りませんでした。練習の中では丁寧にプレーしようとする選手が増えてきましたが、試合になり、相手の力が上がってくると、ボールからの目切りが早くなりミスが増えるといった状況になっています。速球派の投手、打球の早い打者、走るのが早い走者、対応したいのはそのような選手たちです。目指すレベルを明確にして練習に取り組んでいきます。

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競争

2024年4月21日 15時20分

 今週も先週に引き続き、「1球で仕留める」をテーマに練習しました。1球で仕留めるためには、きちんと狙うこと。狙うためには相手がどんなことを考えているかを予想すること。日頃から他者目線でいられることが野球で武器になります。

 週末には紅白戦を実施しました。1年生が入ってから初めての紅白戦です。1球で仕留めるために、狙いを明確にしてプレーできる選手が現れたのが収穫でした。夏に向けて、3学年で競争です。目の前の1球で結果を出すために全力を尽くします。

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1球に集中

2024年4月14日 15時08分

 先週の練習試合の結果を踏まえ、今週は「甘いボールを1球で仕留める」をテーマに練習してきました。練習を重ねる中で、良い打球を打てることが増えてきました。

 13日(土)はビジターゲーム2試合を行いました。第1試合(6−2 勝)は中盤のピンチを最小失点で切り抜け、チャンスできた甘いボールを捉えられたことが勝利につながりました。第2試合(6−9 負け)は攻撃面では良さを出せた場面がありましたが、序盤からコンスタントに打ち込まれ、得点で相手が上回りました。

 14日(日)もビジターゲーム2試合を行いました。第1試合(2−7 負)は3回に大量失点したことが勝敗に響きましたが、それ以外の場面では最小失点で切り抜けられたり、序盤に進塁打を絡めて得点できたりと良さを出せた試合でもありました。第2試合(1−23 負)は上手くコンタクトしてくる相手打線を崩せず、大量失点を許してしまいました。どちらも点差が開いたゲームでしたが、「ここでアウトが取れていたら…」がある試合でした。ここから磨くのは1球で結果を出すこと。アウトを取り切ること。1つ1つ成長していきます。

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心新たに

2024年4月7日 08時02分

 春季大会が終わり、現在のチームが残すのは夏の選手権大会のみとなりました。春季大会の振り返りのミーティングを行い、夏に向けて、目標設定を新たにしました。また、4月1日から新入生の練習参加が始まりました。新しいメンバーを加えての練習の中で、自分たちがやってきたことを改めて確認する機会になりました。夏まで95日、ここで勝ち上がることを目指し、新たなスタートを切りました。

 6日(土)にはホームゲーム2試合を実施しました。第1試合(0−5 負け)はミスが出る中でも7回まで2失点で粘りましたが、8回に相手に粘られ、差を広げられてしまいました。第2試合(2−2 引き分け)も最小失点で守る中で、相手の隙をついて得点することができましたが、あと1点取り切れず引き分けとなりました。守備面では複数得点されるイニングを作らないことをテーマにし、1イニングを除いて達成することができましたが、攻撃面ではランナーを進められないという課題が出ました。練習での1プレーを丁寧に、ゲームで勝ち切る力を磨いていきます。

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春季県大会2回戦

2024年3月27日 15時46分

 20日から春季大会が開幕しました。三木高校の試合は24日の予定でしたが、天候不良による順延があり、27日になりました。直前期は外で練習できない日も多かったですが、限られたスペースの中でできることをやって当日を迎えました。27日は久々の晴天。三木高校は先攻でゲームが始まりました。

 1回表、先頭打者が3塁打で出塁すると2番打者がスクイズを決め1点を先制。最高のスタートを切りました。しかしその裏、犠牲フライで同点とされた後、エラーで逆転を許しました。2回以降はランナーを出すも要所で打球が正面をつき無失点。苦しい展開の中でエラーが絡み徐々に点差を広げられ、1−8でゲームセットとなりました。力をつけてきたことを実感していただけに自滅し敗れたこの一戦はとても重いものになりました。

 夏に向けてどう過ごしていくか、考え抜いて、準備していきます。応援いただき、ありがとうございました。

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仕上げる

2024年3月17日 16時50分

 来週開幕の春季大会を控えた1週間でした。今週は「1球に対する集中を高める」をテーマに技術練習や連携プレーの練習に取り組みました。練習を重ねる中で、少しずつ良いプレーが増えてきました。

 16日(土)にはホームゲームを実施しました。第1試合(2−7 負)は初回にヒットとミスで失った5点が勝敗を決しました。以降守備は持ち直して8回2失点、攻撃でもチャンスで1打を出し、2得点と互角の戦いができましたが、追いつくには至りませんでした。第2試合(8−1 勝)は怪我から復帰した選手が5回無失点の好投を見せ、中盤までロースコアの試合が進みましたが、5回以降コンスタントに得点できたことで勝利を掴みました。

 17日(日)はビジターゲーム2試合を実施しました。第1試合(3−8 負)は、先発投手が初回に打たれたものの1失点で凌ぎ、5回2失点でゲームを作りました。攻撃もそれに応え、7回にチャンスで1打を放ち、同点に追いつきましたが、最終回に粘って投げぬいてきたリリーフ投手がつかまってしまいました。第2試合(6−3 勝)は長打で失点するシーンはあったものの、この代初のホームランが飛び出すなど、攻撃で優位に立ち、勝利を掴みました。

 ここまでの練習試合を通して、勝利のためのパズルのピースは揃ってきています。それらを組み合わせ、勝利を掴むために、直前の1週間を過ごします。

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チームスポーツ

2024年3月10日 12時39分

 先週の練習試合では多くの課題が見つかりました。高校入試のため練習できない日もありましたが、今週はそれらをクリアすべくテーマを決めて練習に取り組みました。そして週末。9日(土)にビジターゲーム2試合、10日(日)にホームゲーム2試合を行いました。

 9日の第1試合(0−7 負)は序盤に連打を止められず、2回までに6失点となりました。3回以降はバッテリーが配球を工夫し、1失点に抑えましたが、攻撃面で3安打とつないでいくことができませんでした。第2試合(5−9 負)は立ち上がりは無失点で切り抜けましたが、3〜5回連続失点し大きくリードを広げられました。攻撃面では14安打とランナーを出すことはできていましたが、上手くつなげず、5得点に終わりました。先週からの3日間の練習試合を通じて、プレーが上手く行かない中で自分のことで手一杯になり、チームメイトに声をかけたり、状況を確認したり、チームメイトを活かすプレーができていないという状況が浮き彫りになりました。野球はチームスポーツで、高校野球は個人がどんなに活躍してもチームが負ければ終わりのトーナメント戦です。目の前のプレーに一喜一憂するのではなく、チームが勝つために最善を尽くすことの大切さを改めて確認しました。

 10日は「チームで勝つ」ということを掲げ、試合に臨みました。第1試合(11−5 勝)は先制を許したものの、4回に4点を奪い逆転。2点差に詰められて迎えた9回にも、ヒットを重ね4得点で相手を突き放しました。第2試合(2−2 引き分け)も先制を許したものの、攻撃で粘りを見せ、同点まで持っていきました。相変わらず2試合とも、上手く行かないことの多かった試合ですが、それでも負けずに終われたことはチームの変化だと言えます。初戦まで2週間。一つ一つ技術的な課題をクリアし、大会の日を迎えます。

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旅立ち

2024年3月3日 14時20分

 今週から3月に入りました。3月1日(金)は卒業式がありました。現在活動する在校生部員に言葉で、背中で様々なことを伝えてくれた卒業生部員。卒業式終了後に、後輩たちへのメッセージを伝えてくれました。これからは別々のステージで活躍してくれることを願っています。卒業おめでとうございます。

 現役部員たちは、今週も雨に振られたり、グラウンドに土を入れて整備する日があったり、十分な練習ができない日もありましたが、その中でできることをやってきました。そんな週末、練習試合が解禁となりました。

 2日(土)はビジターゲーム2試合を実施しました。第1試合(0−16 負)は序盤に大量失点した中で、巻き返すきっかけが掴めないゲームとなりました。第2試合(3−7 負)は攻撃面で良さを発揮できた場面もありましたが、それ以上に相手が連打で得点を重ねました。3日(日)はホームゲーム2試合を実施しました。第1試合(5−7 負)は序盤に得点を重ね、試合を優位に進めてきましたが、4回に連打で4点を失い、主導権を握られました。第2試合(2−5 負)は立ち上がりに制球に苦しみ3点を失いました。その後は落ち着いて均衡を保ちましたが、逆転には至らず、ゲームセットとなりました。

 2日間の4連敗を通して、上手くいったこと、いかなかったこと、上手くいっていたが試合でできなかったことを整理することができました。目指すべきラインを見据え、やるべきことを共有できたので、実行あるのみ。「昨日より強いチームになる」を繰り返します。

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できることをやる

2024年2月25日 14時33分

 期末考査が終わり、2月も終盤に差し掛かりました。3月の練習試合解禁に向けて練習を!といった状況でしたが、連日あいにくの雨で、なかなかグラウンドで練習できない1週間となりました。限られたスペース、限られた内容での練習、トレーニングでしたが、その中でそれぞれが技術、能力の向上に向けて集中して取り組んでいました。

 幸い、他校との合同練習を予定していた24日(土)は天候に恵まれ、普段とは違うメンバーと練習する中で、うまくいっている部分とうまく行っていない部分を整理することができました。今回の得たことを一つの指標として、練習に取り組んでいきます。

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チームで強くなる

2024年2月12日 08時13分

 2月14日から後期期末考査。直前となる今週は活動時間を制限しながらの活動となりました。大会も直前に迫り、三木高野球部の持ち味である文武両道の見せ所です。トレーニングは先週から追い込みメニューに、体力的にも精神的にもハードなメニューでしたが、チームメイトと声を掛け合ってやり切ることができました。グラウンドでの練習でも、チームメイトに声をかけることができる選手が増えてきました。個人の能力をどれだけ磨いても試合はチーム力勝負。チーム全体で力をつけて春に備えます。

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もっと狙う

2024年1月28日 15時10分

 面接週間のため授業終了が早かった今週。寒い日が続きましたが、テーマを決めて練習とトレーニングに取り組みました。そのなかで、バッティングでどこに打球を打ちたいのか、狙う意識が曖昧になっていることがわかりました。ヒットになるか、野手が捕るかは数センチの違いで決まります。「なんとなくこの方向に打つ」ではなく、「ここに打ち切る」という意識でバッティングをしていくことを共有しました。

 週末は7人VS7人の紅白戦を実施しました。野手が少なく、ヒットゾーンが広がるので、狙ったところに打てるかが勝敗を大きく左右します。また、守備ではどこを守るかが非常に大きな要素となります。両チームが駆け引きをしながら、バッティングの成果を確認することができました。「神は細部に宿る」紙一重を重ねて勝利に近づけるよう、練習していきます。

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