文化部トピックス

今週のおススメ本

2017年3月2日 18時13分

 今週のおススメ本は「おおかみこどもの雨と雪」(細田守著)です。人間の姿をしたおおかみおとこに恋をした大学生の花。二人は愛し合い、やがて「雨」と「雪」という二人のおおかみこどもが生まれました。家族四人は様々な苦労を共に乗り越え、幸せに暮らしていましたが……。家族愛について深く考えさせられる作品です。

今週のおススメ本

2017年2月16日 11時49分

 今週のおススメ本は「ヒトの脳には癖がある」(小林朋道著)です。人はなぜ火に魅せられるのか?その答えは原始から変わらないヒトの脳の『クセ』にありました。「人間」ではなく、「ヒト」という一つの生物として、その行動、考え方の『クセ』について考えるこの本。著者は、動物行動学の研究者、小林朋道先生です。
 僕は、小林先生の「先生、○○○います!」シリーズが好きだったのでこの本を読みました。真面目な論考ではありますが、さすがは小林先生。時々ユーモアを入れてきますので、スムーズに読めますよ!

今週のおススメ本

2017年2月9日 09時15分

 今週のおススメ本は『アレグロ・ラガッツァ』(あさのあつこ著)です。「楽器を選ぶのではなく、楽器に選ばれる」(本文より)。フルートに選ばれなかった少女、相野美由。高校では吹奏楽部に入らないと決めた。だが、同じクラスでユーフォニアムを吹いている菰池咲哉に誘われ、元ドラムの久樹友里香とともに再び音楽に手を伸ばす。
 たくさん嫌な思いをしたけど、いいこともある、そんな高校生活を描いた青春小説です。たくさん迷って、悩んで、だけど最後に答えは出る!壁にぶつかって、傷ついて、それでも諦めない主人公の姿を見ると、とても元気が出ます!!


今週のおススメ本

2017年2月3日 09時22分

 今週のおススメ本はあやかし万華鏡」(花川戸菖蒲著)です。コンプレックスを持つ万華鏡作家の佐香と日常生活から仕事まで支える森住の話です。妖の退治や幽霊の成仏に関わる話も面白いですが、私が特におススメしたいところは、食レポです。鍋焼きうどんだけでも、3ページをかけて料理の説明をしています。想像がしやすいので、読んだらよだれが出てきそうになりました。ぜひ読んでみてください。

今週のおススメ本

2017年1月20日 09時57分

 今週のおススメ本は「スイーツレシピで謎解きを」(友井羊著)です。主人公の沢村菓奈は次々と謎を解いていきます。しかし、吃音症のため、言葉がつまり、上手く話すことができず、推理をなかなか伝えることができません。でも、その少女の支えになってくれている整った顔立ちで、お菓子作りに関してはこだわりのあるスイーツマニア男子の天野真雪と、保健室登校を続ける「保健室の眠り姫」である悠姫子と共に謎解きをしていきます。
 私は、この本を読んで真雪に認められようと、失敗しても何を言われても、必死にスイーツを作り続ける菓奈の姿が健気で応援したくなりました。また、菓奈は吃音症であるため、話し方がおかしいという理由でイジメを受ける場面もあり、そのイジメに立ち向かう菓奈から、つらいことがあっても立ち向かう大切さを学びました。また、吃音症についても知ることができるので、ぜひこの本を読んで学んでみて下さい。

文化部参加活動情報

2017年1月13日 09時14分

1月15日(日)
 吹奏楽部
  全日本アンサンブルコンテスト県大会
               (ユープラザうたづ)

今週のおススメ本

2017年1月12日 09時05分

 今週のおススメ本は「森の美術館」(目代雄一著)です。短編集で、1つ1つの作品にオチがあり、「ああ、そういうことだったのか」と思う物語になっています。
 私の心に残った話しは、真夜中のタクシーです。いろんな霊が自分のまわりに集まってきますが、自分も霊だということに気付いていないというオチだったので驚きました。霊のほかにも、宇宙人、狐、鬼などさまざまな変わった主人公が現れ、思わずファンタジーの世界に引き込まれてしまいます。少し変わった面白い世界をあなたも楽しんでみませんか。(図書部)

今週のおススメ本

2016年12月26日 14時13分

 今週のおススメ本は『スマホ断食』(藤原智美著)です。スマートフォンやパソコンが普及した現代のネット社会に対する意見を述べた作品。ネット依存や思考力低下など、SNSの便利さの裏に隠された様々な問題が取り上げられています。日々の体験がSNSの投稿素材になっているという考え方が非常に印象に残りました。インターネットやSNSとの関わり方について考えるきっかけになる一冊です。(図書部)

文化部参加活動情報

2016年12月22日 09時26分

12月22日(木)
 書道部
  県高校総文祭 書道作品展覧会(高松市美術館)
                ~12/25(日)まで
 美術部
  県高校総文祭展覧会 美術・工芸展(高松市美術館)
                ~12/25(日)まで

文芸誌「夢幻」の発行について

2016年12月15日 10時40分

 図書部員が年に4回作成している文芸誌「夢幻」の最新号が、発行されました。図書室に置いていますので、興味のある方はぜひ手に取ってみてください。次の発行は3月の予定です。

今週のおススメ本

2016年12月14日 17時01分

 今週のおススメ本は2冊あります。1冊目は『空想科学読本16』(柳田理科雄著)です。この本はアニメ、ゲーム、マンガなどの気になる様々な出来事などを科学の力で解き明かしていくものです。七つの大罪からはメリオダス対ギルサンダーの槍投げ勝負、名探偵コナンからは怪盗キッドの携帯ハングライダー、それは本当に便利な物なのかなど興味深いものが多数紹介されています。その中でも一番面白かったのは、ポケモンのポニータのジャンプ力についての検証でした。アニメ好きでもそうでない方にもぜひ読んでほしい一冊です。

 2冊目は『冥暗堂偽妖怪話』(神奈木智著)です。この本は、記憶のない主人公が記憶を取り戻すために頑張るお話。主人公は、冥暗堂という質屋に居候しているのですが、これがただの質屋ではありません。店主が作った偽の妖怪を貸す質屋なのです。「お前は“生き物”か?」目覚めてすぐに言われたこの言葉に振り回される主人公の言動や心情が細かく書かれていて、感情移入しやすい本です。

今週のおススメ本

2016年11月29日 16時00分

 今週のおススメ本は2冊あります。1冊目は「筆跡はお見とおし」(山下貴光著)です。今年から女子大に通う末永真子は生活費を稼ぐため、アルバイトを探していました。そんな時にちょうど彼女が引っ越したマンションのオーナーに「孫の探偵事務所を手伝ってくれたら家賃を半分にして労費も出す」と提案され、働くことに。しかし、そこにいたのは真子の理想とはかけ離れた探偵、図子英介でした。図子の身勝手な行動に振り回される真子でしたが、ある日彼女たちの元に依頼が届きます。この物語の主人公である図子は筆跡診断という特技を持っており、その特技を活かして難解な事件に挑みます。
 事件も複雑で面白いですが、登場人物が一人一人とても個性的なことが最大の特徴だと思います。他とは一風変わった推理小説を読みたい方におすすめです。

 2冊目は「零の記憶」(風島ゆう著)です。霊の記憶が見える女子高生の如月零と、人に興味がない担任教師、鈴宮一貴の物語です。零の親友、咲智の死をきっかけに出会った2人。彼女は自殺と言われたが、どうしても納得できない零は、咲智の記憶を見て真相を探ろうとします。咲智の伝えたいことはいったい何なのか。そして、謎を解いていくごとに距離が近づいていく2人。だんだんと暴かれていく真実。とにかく全部が面白いです!そして、咲智の死の真相を知った時、びっくりします。読んでいてとてもハラハラする一冊です。

今週のおススメ本

2016年11月18日 12時17分

 今週のおススメ本は「これからの「正義」の話をしよう」(マイケル・サンデル著)です。現代社会には多くの問題があります。例えば、地震などの災害に関することや少子高齢化社会、労働問題など様々な問題があります。おそらく皆さんはその物事一つ一つに自分なりの「正義」を持って判断しているはずです。しかし、その「正義」は正しいのでしょうか。その前にまず「正義」とは何なのでしょうか。そのような疑問をこの本は投げかけてくれます。読む前と後では人生が変わること間違いなしです。是非読んでみて下さい。

文化部参加活動情報

2016年11月18日 10時47分

11月19日(土)
 写真部
  県高文祭写真部門展覧会写真展(坂出市民美術館)
                 ~11/20(日)まで
 図書
  高校生書評合戦[ビブリオバトル](レクザムホール)
11月20日(日)
 放送部
  県高文祭放送部門発表会
     (高校放送コンテスト新人大会)
             (教育会館ミューズホール)

文化部参加活動情報

2016年11月11日 09時15分

11月13日(日)
 吹奏楽部
  県高文祭音楽会 吹奏楽・器楽管弦楽フェスティバル
               (レクザムホール)
 合唱部
  県高文連音楽部門講習会、県高文祭音楽会    

               (レクザムホール)