文化部トピックス

今週のおススメ本

2016年11月9日 10時21分

 今週のおススメ本は2冊あります。
 1冊目は「悪徳のジャッジメント」(悪ノP/著)です。レヴィアンタ王国にある裁判所「暗星庁」に務める裁判長のガレリアン=マーロンは、ある日不慮の事故により愛娘を亡くしてしまう。彼は娘を生き返らせる方法を知っているカヨ=スドウに協力し、彼女の目的である資金集めのため、裁判を私物化する。「正義」を見失った彼はやがて「悪の道」を進んでいく。物語が終盤に近付いていくにつれてガレリアンの「信頼」や「お金」に対する価値観が変化していくところが見どころです。ぜひ皆さんも彼の人生を追体験してみてください。

 2冊目は「スターティングオーヴァー」(三秋縋/著)です。『自分の人生が10年巻き戻されたことを知ったとき、僕は思ったよ。「何て余計なことをしてくれるんだ」ってね。』―これはこの物語に出てくる主人公の言葉です。10歳から20歳までの人生をやり直すことになった主人公は、満足していた一周目の人生をそのまま再現するつもりでした。しかし、二周目の主人公の人生は徐々に崩れていきます。そんなとき、一周目の僕を再現している代役と出会います。二周目の主人公は、一周目のときのように幸せになれるのでしょうか。また、代役からも目が離せません。
 みなさんは人生をもう一度やり直したいと思いますか?


今週のおススメ本

2016年11月2日 14時48分

 図書部の今週のおススメ本は2冊あります。1冊目は、是枝弘和さん・佐野晶さんの「そして父になる」です。この本は6歳まで育てた子供が自分たちの子ではなかったと知った2組の家族の物語です。本当に大切なものは血か、それとも共に過ごした時間か。主人公が複雑な環境の中で父として成長していく姿が描かれています。家族との何気ない時間の大切さが改めて分かる本です。

 2冊目は橙乃ままれさんの「ログ・ホライズン」です。大人気MMORPG「エルダー・テイル」。ある日、ログインしているプレイヤー達がゲーム世界に閉じ込められてしまう事件が起こる。プレイヤーの間に混乱が広がる中、この世界がゲーム世界に似ている異世界である事に気付いたプレイヤーのシロエは、混乱の鎮圧や、もとの世界へと帰る方法を探っていく。主人公たちが一個人のプレイヤーとして周囲の人々と協力し、困難に立ち向かう姿に魅力を感じる1冊です。

仏生山大名行列のステージに出演

2016年10月27日 17時32分

  10月15日に行われた仏生山大名行列のステージに、軽音楽部とダンス部が出演しました。軽音楽部は初めての校外ライブでしたが、ドラマの主題歌等みんなが知っている曲で盛り上がりました。また、ダンス部はハロウィンをイメージしたメイクや衣装でスリラーを踊りました。
  ステージで披露するのは少し緊張したようですが、地域の方に喜んでいただくことができ、たくさんの拍手をもらえて生徒はうれしそうでした。

今週のおススメ本

2016年10月6日 16時43分

 図書部の今週のおススメ本は松橋利光さんの「生きものの持ちかた」です。あなたは、小さい時に昆虫を捕まえたことはありませんか? この本では、生き物の正しい持ち方が載っています。他にも生き物の特徴や、危険な部分など、持つときに注意するべきことなどが、写真と文章で説明されています。
 また、犬や猫などの爪の切り方も書いてあります。ぜひ、参考にしてみて下さい。

今週のおススメ本

2016年9月29日 16時01分

 図書部の今週のおススメ本は2冊あります。1冊目は、稲垣栄洋さんの『面白くて眠れなくなる植物学』です。「木はどこまで大きくなれるのか?」「紅葉はなぜ赤くなる?」などこの本には、植物についての話が多く書かれています。「[植物学]というと、面白くないイメージがあるかも知れませんが、決してそんなことはありません。」という著者の言葉通りの本です。自分の読みたい所だけ読むこともできるので空いた時間を利用して読んでみてはどうでしょうか。
 2冊目は、坂木司さんの『女子的生活』です。東京でガールズライフを送っていたみきのもとへ高校時代の同級生、後藤がやってきた。綺麗でかわいい女の子と一緒に住みたいみきは嫌がるが、みきと後藤の同居生活が始まる。主人公視点で書かれてあるので感情がよく分かり、とても読みやすいです。また、何気ない日常の中の話ですが、仕事上やプライベートでの人間関係、女の戦いなどが見られてとても面白いです。

讃岐かがり手まり

2016年8月25日 09時36分

手芸部員が、讃岐かがり手まりを作りに行きました。
土台まりと、何百色もある草木染の糸を迷いながら選びました。
そして、讃岐かがり手まり保存会の方に一針一針教えていただきながら丁寧に作りました。

今週のおススメ本

2016年7月20日 12時29分
 図書部の今週のおススメ本は2冊あります。1冊目は西尾維新さんの『クビキリサイクル』です。天才技術屋玖渚友とその付添いの「ぼく」は天才ばかりが集められると言われる島、鴉の濡れ羽島を訪れる。そこで、天才達と滞在すること3日、密室殺人事件が起こる。「ぼく」は事態を収拾するため1つの提案をするが、2人目の被害者がでてしまう。そして、「ぼく」は本格的に動き始める。様々な謎がちりばめられており、どんどん謎が解き明かされていくのが気持ちいいミステリー小説です。

 もう1冊は、宮部みゆき『悲嘆の門』です。期待外れの大学生活に失望する大学一年生の孝太郎は、高校時代のOBである真岐の会社でサイバー・パトロールのアルバイトを始める。やがて彼は元刑事の都築と出会い、数々の事件に遭遇し、闇と悪意の世界に魅了されていく……。この物語は「言葉」をテーマにした作品です。ネット上への書き込みによるいじめなど現代社会の様々な問題について考えさせられる小説となっています。

ボランティア部・生徒会からのお知らせ

2016年7月14日 09時32分

 6月16日(木)の昼休みに生徒会役員とボランティア部員が行った、熊本地震への支援の募金ありがとうございました。
 今回の募金で集まった合計金額は、22,108円 でした。
 短い時間での募金活動でしたが、たくさんの募金をしていただき、南高生や先生方の温かい気持ちを感じました。
 次回は、南高祭にて募金活動を実施予定です。今回集まったお金と合わせて、熊本県に送ります。ご協力よろしくお願いします。

今週のおススメ本

2016年6月22日 12時50分

 図書部の今週のおススメ本は、松岡圭祐さんの「水鏡推理」です。文科省一般職の澤田翔馬は、厚労省の失敗を謝罪しに行くことになり、同じ一般職の水鏡瑞希と出会います。そのことで、二人は異動させられます。そこで見つかる数々の捏造や不正の証拠。そして一般職への不当な扱い。二人がこの先どうやってその問題と戦うかが一番おもしろい所です。すでに続編もあるので、読んでみて下さい。

今週のおススメ本

2016年6月9日 12時08分

 図書部の今週のおススメ本は2冊あります。
 まず1冊目は水野敬也さんの「夢をかなえるゾウ」です。夢をなくしたサラリーマンと、何故か関西弁で話すガネーシャとの物語です。ガネーシャはサラリーマンに次々と課題を出していきます。その課題は、それほど難しいものではなく、1日で実行できるものです。
 私が心に残った課題は「運が良いと口に出して言う」です。その課題の中で、ガネーシャは「自分にとってうれしゅうないことが起きても、まず嘘でええから『運が良い』って思うんや。口に出して言うくらいの勢いがあってもええで。そしたら脳みそが勝手に運がええこと探し始める。自分に起きた出来事から何かを学ぼうと考えだすんや。そうやって自然の法則を学んでいくんや」と言っています。
 この言葉を聞いて、私も運が良いことを探してしまいました。みなさんもこの本を読んで、ガネーシャの課題を実行してみてはどうでしょう?
 2冊目はヴィルヘルム・ブッシュ選の「黒いお姫さま」です。悪魔に願って生まれてきた子供は15歳で死んでしまう。そんな子供を助ける事ができるのは悪い事を一度もしたことのない人だけ。しかし、そんな人はなかなかいない。呪いは解けてお姫様は助かるのか。この本は「黒いお姫さま」をはじめとしたドイツの童話が11作品詰め込まれたものです。11つの話が短く、読みやすいので空いた時間に気軽に読むことができます。

ボランティア部 熊本震災支援ボランティア活動

2016年6月9日 11時32分

 ボランティア部11名が、生徒会13名と協力して熊本震災支援ボランティア活動を行っています。
詳しくは、生徒会のページの『生徒会トピックス』をご覧ください。
  (6月1日放課後、第2回打合せ風景)
ボランティア活動打合わせ

今週のおススメ本

2016年5月27日 16時46分
 図書部の今週のおススメ本は池井戸潤さんの『ロスジェネの逆襲』です。ドラマ化された「半沢直樹」の第3弾です。前作ラストで東京セントラル証券へと左遷されてしまった半沢。そんな彼は2つの巨大IT企業の争いに巻き込まれていきます。本作の題名にあるロスジェネとはバブル崩壊後の世代の事です。バブル世代の半沢とロスジェネ世代の登場人物との掛け合いは様々なギャップの差を感じる事ができ、おもしろい場面の一つです。ぜひ一読してみて下さい。