2月9日(木)、第3回進路指導HRを行いました。今回は、若手教員3名が大学入試の経験を語りました。「高校時代をどのように過ごしたか」や「進学しようと思ったきっかけ」、「受験勉強をどのように頑張ったか」など具体的なエピソードを交えて話しました。3名の先生方がみんな「授業を大切にしていた」と言っていたのが印象的でした。生徒は熱心にメモをとりながら聞いていました。それぞれの進路選択に役立ててほしいと思います。
○生徒の感想
「話を聞いて、いろいろなことを学べました。特に、授業をしっかり聞くのが大事という話は、毎日出席するモチベーションにつながりました。」
「具体的な実体験を聞くことができてイメージをつかむことができました。今回の話を聞いて、普段の授業にしっかり出席することや資格取得に励みたいと思いました。」
「第一志望の専門学校に合格するために、自分をアピールできるよう検定の資格を取ることを目標に頑張りたいです。」
「身近にいる先生から大学に関するリアルな話が聞けて、より大学に対する自分のイメージを明確に持つことができました。勉強に関して、「授業が大切」というのはとても共感できました。これからも授業に対して興味をしっかり持つようにしていきます。」
「土器を作ろう」
美術選択者がそれぞれにイメージした土器を製作しました。生徒たちの創造力に驚かされました。
「かなを書こう」
書道選択者は「かな」に挑戦しています。細筆に四苦八苦しながらも、良い線が出るようになりました。
1月25日(木)、第3回人権同和教育HRを行いました。以下は各クラスの様子と生徒・保護者の感想です。
○1組
1組はハンセン病差別について学習しました。ハンセン病に対する国の誤った政策が、偏見や差別を引き起こしました。コロナ差別にも共通したところがあり、コロナ禍を目の当たりにした子どもたちだからこそハンセン病の差別に対して深く考えることができました。二度と同じ過ちを起こさないために私たちができることは何か考え、行動していきましょう。
○2組
2組は同和問題の歴史③「部落差別問題の現状」をテーマに学習しました。NNNドキュメント’23「いろめがね~部落と差別~」を視聴して、差別と闘う人々の姿を通して、同和問題に取り組むさらなる意欲や態度を養うことができ、「寝た子を起こすな論」では差別が解消しないことを理解することができました。
○3組・4組
3組・4組は「無意識」の差別を考えることで、差別や偏見を受ける苦しみを学びました。NNNドキュメント「見た目と見る目」を視聴し、見た目の差別で苦しむ人の気持ちを理解し、様々な人がいることを受け止め、誰に対しても敬意を持って接すること、幼い時からの学びが自然な差別の解消へとつながることを理解しました。
○生徒・保護者の感想
「差別をなくしていくうえで、大切なのはまず知ることだと思った。」
「インターネットが普及していく中で、間違った情報が拡散され、差別や偏見が広がっていくのではないかと感じた。」
「差別は社会の問題ではなく個人の問題。個々がそれぞれ自分の心に正しさを問う心を持ち、判断するようになること。子ども達が正しい心を持ち、差別問題に向かい合っていけたらと思う。」
「探究活動は難しい」と感じている生徒たちにチャレンジの気持ちを持ってもらおうと、卒業生を講師に迎え話を聞く授業をおこないました。この日のテーマは「探究をするってどういうこと?~先輩から話を聞こう~」。全日制卒業生で現役大学生の先輩から、テーマの決め方や探究の進め方などわかりやすく説明してもらいました。参加した生徒からは「日常のなかの当たり前を疑うことが大切だと聞いた。これから探究することの面白さを学んでいきたい」という感想がありました。