SSH通信Vol.4
2024年8月28日 16時55分SSH通信Vol.4アップしました。
SSH通信Vol.4アップしました。
本日1年生21名が阪大微研(瀬戸センター)、株式会社サムソンを訪問しました。
阪大微研では初めに菌の培養、瓶詰め、異物混入確認等様々な工程を見学しました。
その後「ワクチンの基礎」についての講義を聞きました。不活化ワクチン、生ワクチンの違いについてよく分かりました。
サムソンではテストキッチンや蒸気ボイラーの見学、制御開発部の仕事について学びました。
生徒たちは給食室や、レトルト食品を作る会社でも利用されている蒸気がま、攪拌がま、調理殺菌装置、真空冷却器に興味津々です。
直火で加熱するよりも蒸気で加熱すると、どの部分でも温度が均一に保てたり、水を何度も利用できたり、と利点がたくさんあることも知ることが出来ました。
制御開発部の説明は今年初めて説明して下さいました。現在の社会課題の解決に向けてソフトウェアなどの開発を行っていました。
地元に高い技術を有する企業があることを再確認出来た一日でした。
SSH通信Vol.3アップしました。
8/19(月)〜20(火)島根県民会館で行われた第26回 中国・四国・九州地区理数科高等学校 課題研究発表大会(島根大会)に本校3年生理数科のうち、3つの研究グループが参加しました。
本大会では、中国・四国・九州地区の高校の理数科の生徒たちが集まり、それぞれ自分たちの研究の成果を発表しました。
発表は、1日目にポスター発表、2日目にステージ発表があり、本校はポスター発表に2グループ、ステージ発表に1グループが参加しました。
〈ポスター発表〉
高校野球のタイブレーク時における先頭打者の戦略分析
ヘアリーベッチのアレロパシー物質放出経路の解明
〈ステージ発表〉
バスケットボールにおけるプレーが勝敗に与える影響の解明
1年半の集大成とも言える発表で、どのグループも自分たちの行ってきた研究の成果を存分に伝えることができました。質疑応答についても、鋭い質問もありましたが、堂々と答えることができていました。
また、ポスター発表の分野で、本校の「高校野球のタイブレーク時における先頭打者の戦略分析」の研究を行ったグループが最優秀賞を受賞しました!
来年は愛媛県で開催されます。1,2年の皆さんも、先輩たちのように面白い研究ができるよう、頑張っていきましょう!
令和とともに始まった表記の会は,今年で6回目の実施となります。
今年も,バーチャル空間oViceを使って実施しました。総合司会・運営補助は,本校理数科を卒業した大学生にご協力いただきました。
午前には大阪大学大学院人間科学研究科 教授 三浦 麻子 先生 による記念講演「社会の変化をデータで知る~社会心理学の面白さと難しさ~」を参加者全員で受講しました。講演中に次々にslidoに入力された質問についても,すべてお答えいただきました。
昼食休憩をはさんだあと,バーチャル空間に設置された5つのブースで発表を行いました。自分の発表以外の時間は,一人一人が自分のアバターを動かし,好きなところの発表を聴いて回ります。
大学,企業,高校等の14名の統計・データサイエンスの専門家の皆様に,貴重なご指導、ご助言いただける機会となりました。
今年度の参加校は,市立札幌開成中等教育学校,滋賀県立膳所高等学校,雲雀丘学園高等学校,神戸大学附属中等教育学校, 兵庫県立姫路西高等学校,岡山県立岡山芳泉高等学校, 鳥取県立鳥取西高等学校,広島大学付属高等学校, 愛媛県立松山南高等学校, 愛媛県立西条高等学校,徳島県立脇町高等学校,大分県立舞鶴高等学校,香川県立観音寺第一高等学校で,22本の発表交流をしました。
発表と質疑応答のあとは,今回初めて,「アドバイスタイム」を設けました。研究初期・中間発表の発表者については現在研究で困っていること、聞きたいことをデータサイエンスの専門家等に問い、最終発表の発表者については、大変だったことやこれからの研究を進めていく人への助言を話す時間になりました。発表者が主体的に専門家に尋ねることができ,非常に盛り上がり,学び多き時間となりました。
最後は立正大学データサイエンス学部 渡辺 美智子 先生から全体講評をいただき,閉会いたしました。
今回も,全国各地から参加校が出ましたが,県内外から教員のみの視聴参加や他県の教育委員会の参加希望や問い合わせが多数ありました。来年も実施予定ですので,次年度は,ぜひとも生徒の発表参加もご検討くださいませ。
統計・データサイエンスの「学びと繋がりの場」を創出するFESTATにご参加いただいた皆様,ありがとうございました。
西はりま自然体験合宿3日目の様子です。
初めにSPring8とSACLAの見学をしました。
最先端の技術にみんな驚き!!通常は職員の方が設備内を自転車で巡回するほどの大きな設備でした。
研究員さんの研究者になるためにすべきことという講義では「いつから研究者になろうと思ったのですか?」「どんな高校生でしたか?」と質問が飛び交いました。
龍野西サービスエリアでご飯をしっかり食べて学校に帰ります!
西はりま自然体験合宿2日目の様子です。
初めに兵庫県立人と自然の博物館に行きました。
「人と昆虫の関わり」という講義ではみんな昆虫食の話に興味津々でした。
その後なんとヘラクレスオオカブトとニジイロクワガタなどを見せて頂きました。
「角の下には毛があるよ」と教えて頂き、みんな恐る恐る触っていました。
その後兵庫県広域防災センターに行き、講義を聞いた後地震体験と火災時避難訓練をしました。
夕食、入浴を終わらせたあとなゆた望遠鏡による観望会と、なゆた望遠鏡の研究見学、自由観望会を行いました。
なゆた望遠鏡での観望会では昨日と違う星をたくさん見ることができました。
西はりま自然体験合宿に1年生30人が参加しました。3日間の様子を3回に分けて紹介します。
初めに姫路博物館に行きました。
プラネタリウムをその後は展示場を見ました。みんなフーコーの振り子に夢中です。
その後西はりま天文台で太陽の観察をしました。
夕食、入浴を終わらせたあと待ちに待ったなゆた望遠鏡による観望会と自由観望会です。
土星を見つけ、自分でピントを合わせられた生徒も!
就寝が少し遅くなりましたが、楽しい1日を過ごせました。
愛媛県総合科学博物館で開催された中高生のためのかはく科学研究プレゼンテーション大会に、理数科3年生9名が参加しました。他にも徳島県や岡山県などの高校も参加していました。
午前中はポスター発表!本校からはNaCl結晶グループと竹酢液グループが参加しました。いずれのグループもこれまでの研究成果を精一杯発表できていました。質疑に対しても熱意をもって返答することができていました。
午後からは、ステージ発表!!本校からはミウラ折りグループが参加しました。化学分野4本、生物分野2本、物理分野2本、計8本の発表はいずれもレベルが高いものでした。かなり緊張したと思います、お疲れ様でした。
残念ながらポスター部門およびステージ部門いずれにおいても入賞には至りませんでしたが、どのグループも自分たちの研究に自信をもって発表できていたと思います。まだ終わりではありません。これからは研究をまとめていく期間になります。本日いただいたコメントを踏まえて、少しでもよりよいものにしていきましょう!
産業技術総合研究所四国センターさんが企画したイベントに、本校の化学部1年生が参加しました。
来場した小学生に、ペーパークロマトグラフィーや雲をつくる実験、空気砲などの科学実験を体験してもらいました。
「何これ〜?」「すげぇ〜」など実験している小学生も楽しそうで何よりでした。
昼からは参加した高校生を対象とした研究員との座談会や研究室紹介がありました。
あとで「座談会どうだった?」と聞いてみると、、、
「ほんまにすごかった!いい経験ができた!!」と生き生きしている様子が、小学生と全く同じで(笑)
少しほっこりすると同時に、いろいろ経験することの大切さを改めて実感しました。
産総研四国センターの皆様、貴重な経験をする機会をくださりありがとうございました。
◯2日目
1日目の実験からわかった白血病細胞を誘引する濃度のCXCL12を作成し、3種の物質がその誘引作用を抑制するか検証しました。
2日目は実験の要領を得て、作業が円滑に進みました。
実験の待ち時間には川崎医科大学の現代医学博物館に展示された病理標本を見ました。
昼休憩を挟み、模擬病棟内で胸部聴診で正常な心音や呼吸音を聴き比べ、さらにハイムリック法の実習を行いました。
模擬病棟での実習後には実験結果を確認し、その結果をまとめて考察を発表しました。
発表の際には質疑応答も行いました。
2日目で非常に濃密な実験や実習をしてくださり本当にありがとうございました。
また、質問へ丁寧にご対応いただいただけでなく、研究やこれからの学びで大切なことをお話してくださいましたこと、厚くお礼申し上げます。
生徒たちはこの経験を励みに今後の課題研究や日々の学習を頑張ってくれるものと期待します。
2日間ご指導くださった栗林先生、山内先生、岡本先生、本当にありがとうございました。
理数科2年生3名が川崎医科大学医学部生化学教室にて研究室体験を行いました。
2日間の模様を2回に分けてお届けします。
◯1日目
川崎医科大学に到着後、まずは生化学教室の栗林太先生から2日間の流れについてオリエンテーションを受け、山内明先生から実験のための基礎知識となる細胞やがん、実験機器について講義をしていただきました。
昼食休憩を挟み、早速実験を行いました。
今回の実験では白血病の白血球培養細胞(以下、白血病細胞)を対象として、その細胞のケモカインCXCL12に対する走化性について検証しました。
1日目は様々な機器を使いながら、白血病細胞がどのような濃度のCXCL12に誘引されるか確認しました。
誘引実験の待ち時間に、岡本秀一郎先生から細胞の可視化について実習をしていただき、細胞観察の方法の奥深さや、目的に沿った方法で可視化することの意義を教えていただきました。
その後、誘引の結果が出たので、その結果を確認し、2日目の実験に使うCXCL12 の濃度を決定し、1日目の研修が終了しました。
〜その②へ続く〜
7/31(水)~8/2(金)、本校理数科希望者の16名を対象に「大阪大学研究室体験」を実施しました。
初日は、髙原淳一教授よりPhotonicsの最先端技術に関する講義を受け、
まだ波動すら学習していないため、難しい内容にも関わらず、
積極的に質問をしていました。
1日目後半~2日目は、4つの研究室に分かれて先生方や大学院生の方々とともに、最先端の研究・技術・機器に触れ、研究の進め方、研究者とは何かを学びました。高校生のうちに,一流に触れる,ホンモノに触れる,貴重な体験でした。ありがとうございました。
そして、最終日にはプレゼンテーション研修で、先生方から発表の仕方についてご指導をいただきました。前夜、ホテルで会議室の空調が故障するというトラブルに見舞われながらも、どの班もスライド準備を頑張ったかいあって、すばらしい発表でした。
この大阪大学研究室体験は第Ⅰ期目から続いています。この研究室体験に参加した生徒が,大阪大学,同大学院に進学し,研究していく,ということも起きています。研修中、偶然にも2名の本校卒業生と会うことができました。高大連携から高大接続へ。
貴重な体験,誠にありがとうございました。
7/27(土)香川大学で行われた香川県高校生科学研究発表会(かがわ総文祭2025プレ大会)にて本校1年生、理数科2、3年生が参加しました。
1、2年生はこれから自分たちも研究を行っていくので、そのイメージを明確にするために、あるいは知見を広めるために、県内の様々な高校から集まった研究発表を聞き、質問しました。
理数科3年生は日頃の研究の成果を発表し、他校の生徒や参加された大学の先生方と交流しました。
理数科3年生の生徒たちは、6月に行われた鹿児島県立国分高等学校との合同発表会での指摘などを受け、そこから1か月という限られた時間の中で一生懸命に研究を深めてきました。それぞれのグループがその成果を発揮してくれたと思います。
本校の受賞の詳細は以下の通りです。
<研究発表>
最優秀賞 津波の越流に耐える陸側の津波堤防の理想の形に関する研究
優秀賞 ヘアリーベッチのアレロパシー物質放出経路の解明
<ポスター発表>
最優秀賞 竹酢液が野菜に及ぼす胚軸生長の検証
優秀賞 高校野球のタイブレーク時における先頭打者の戦略分析
サイエンスアイデア賞 累乗数のある底における各位の和
受賞したグループはもちろん、惜しくも受賞はかなわなかったグループもよく頑張っていました。
1、2年生の皆さんは次は自分たちが頑張っていく番です。先輩たちに追いついて、さらに超えて行って下さい!
まだまだ理数科3年生の夏の発表会は続きます。続報にご期待ください。
本日、2年生理数科を対象にサイエンスダイアログを開催しました。
今回の講師は、岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域のSaidur Rhaman先生です。
Rhaman先生は現在、植物における孔辺細胞シグナル伝達についての研究を行っており、今回のサイエンスダイアログでは自身の研究内容をはじめとして、母国バングラデシュの話や日本での研究生活など非常に多様な内容について、英語でお話しいただきました。
専門的な内容と英語によるダブルパンチに苦戦しながらも、途中で出題された課題には、協力しながらしっかりと考え、発表できていました。
講義の後には、バングラデシュの文化やなぜ岡山大学で研究をしようと思ったのかなど、生徒の質問に真摯に答えてくださいました。Rhaman先生とのやり取りを通して、生徒たちもたくさんの刺激を得られたようです。
2年生理数科は、海外研修をはじめとして、これからも多くの行事が控えています。それらの行事での経験が、少しでも生徒の将来への財産になることを願っています。
大変な時期もあると思いますが、頑張っていきましょう!!