西はりま自然体験合宿に1年生30人が参加しました。3日間の様子を3回に分けて紹介します。
初めに姫路博物館に行きました。
プラネタリウムをその後は展示場を見ました。みんなフーコーの振り子に夢中です。

その後西はりま天文台で太陽の観察をしました。

夕食、入浴を終わらせたあと待ちに待ったなゆた望遠鏡による観望会と自由観望会です。

土星を見つけ、自分でピントを合わせられた生徒も!

就寝が少し遅くなりましたが、楽しい1日を過ごせました。
愛媛県総合科学博物館で開催された中高生のためのかはく科学研究プレゼンテーション大会に、理数科3年生9名が参加しました。他にも徳島県や岡山県などの高校も参加していました。
午前中はポスター発表!本校からはNaCl結晶グループと竹酢液グループが参加しました。いずれのグループもこれまでの研究成果を精一杯発表できていました。質疑に対しても熱意をもって返答することができていました。

午後からは、ステージ発表!!本校からはミウラ折りグループが参加しました。化学分野4本、生物分野2本、物理分野2本、計8本の発表はいずれもレベルが高いものでした。かなり緊張したと思います、お疲れ様でした。

残念ながらポスター部門およびステージ部門いずれにおいても入賞には至りませんでしたが、どのグループも自分たちの研究に自信をもって発表できていたと思います。まだ終わりではありません。これからは研究をまとめていく期間になります。本日いただいたコメントを踏まえて、少しでもよりよいものにしていきましょう!
産業技術総合研究所四国センターさんが企画したイベントに、本校の化学部1年生が参加しました。
来場した小学生に、ペーパークロマトグラフィーや雲をつくる実験、空気砲などの科学実験を体験してもらいました。
「何これ〜?」「すげぇ〜」など実験している小学生も楽しそうで何よりでした。
昼からは参加した高校生を対象とした研究員との座談会や研究室紹介がありました。
あとで「座談会どうだった?」と聞いてみると、、、
「ほんまにすごかった!いい経験ができた!!」と生き生きしている様子が、小学生と全く同じで(笑)
少しほっこりすると同時に、いろいろ経験することの大切さを改めて実感しました。
産総研四国センターの皆様、貴重な経験をする機会をくださりありがとうございました。
◯2日目
1日目の実験からわかった白血病細胞を誘引する濃度のCXCL12を作成し、3種の物質がその誘引作用を抑制するか検証しました。

2日目は実験の要領を得て、作業が円滑に進みました。


実験の待ち時間には川崎医科大学の現代医学博物館に展示された病理標本を見ました。
昼休憩を挟み、模擬病棟内で胸部聴診で正常な心音や呼吸音を聴き比べ、さらにハイムリック法の実習を行いました。



模擬病棟での実習後には実験結果を確認し、その結果をまとめて考察を発表しました。
発表の際には質疑応答も行いました。



2日目で非常に濃密な実験や実習をしてくださり本当にありがとうございました。
また、質問へ丁寧にご対応いただいただけでなく、研究やこれからの学びで大切なことをお話してくださいましたこと、厚くお礼申し上げます。
生徒たちはこの経験を励みに今後の課題研究や日々の学習を頑張ってくれるものと期待します。

2日間ご指導くださった栗林先生、山内先生、岡本先生、本当にありがとうございました。
理数科2年生3名が川崎医科大学医学部生化学教室にて研究室体験を行いました。
2日間の模様を2回に分けてお届けします。
◯1日目
川崎医科大学に到着後、まずは生化学教室の栗林太先生から2日間の流れについてオリエンテーションを受け、山内明先生から実験のための基礎知識となる細胞やがん、実験機器について講義をしていただきました。


昼食休憩を挟み、早速実験を行いました。
今回の実験では白血病の白血球培養細胞(以下、白血病細胞)を対象として、その細胞のケモカインCXCL12に対する走化性について検証しました。

1日目は様々な機器を使いながら、白血病細胞がどのような濃度のCXCL12に誘引されるか確認しました。


誘引実験の待ち時間に、岡本秀一郎先生から細胞の可視化について実習をしていただき、細胞観察の方法の奥深さや、目的に沿った方法で可視化することの意義を教えていただきました。


その後、誘引の結果が出たので、その結果を確認し、2日目の実験に使うCXCL12 の濃度を決定し、1日目の研修が終了しました。

〜その②へ続く〜
7/31(水)~8/2(金)、本校理数科希望者の16名を対象に「大阪大学研究室体験」を実施しました。
初日は、髙原淳一教授よりPhotonicsの最先端技術に関する講義を受け、
まだ波動すら学習していないため、難しい内容にも関わらず、
積極的に質問をしていました。

1日目後半~2日目は、4つの研究室に分かれて先生方や大学院生の方々とともに、最先端の研究・技術・機器に触れ、研究の進め方、研究者とは何かを学びました。高校生のうちに,一流に触れる,ホンモノに触れる,貴重な体験でした。ありがとうございました。

そして、最終日にはプレゼンテーション研修で、先生方から発表の仕方についてご指導をいただきました。前夜、ホテルで会議室の空調が故障するというトラブルに見舞われながらも、どの班もスライド準備を頑張ったかいあって、すばらしい発表でした。

この大阪大学研究室体験は第Ⅰ期目から続いています。この研究室体験に参加した生徒が,大阪大学,同大学院に進学し,研究していく,ということも起きています。研修中、偶然にも2名の本校卒業生と会うことができました。高大連携から高大接続へ。
貴重な体験,誠にありがとうございました。
7/27(土)香川大学で行われた香川県高校生科学研究発表会(かがわ総文祭2025プレ大会)にて本校1年生、理数科2、3年生が参加しました。
1、2年生はこれから自分たちも研究を行っていくので、そのイメージを明確にするために、あるいは知見を広めるために、県内の様々な高校から集まった研究発表を聞き、質問しました。
理数科3年生は日頃の研究の成果を発表し、他校の生徒や参加された大学の先生方と交流しました。


理数科3年生の生徒たちは、6月に行われた鹿児島県立国分高等学校との合同発表会での指摘などを受け、そこから1か月という限られた時間の中で一生懸命に研究を深めてきました。それぞれのグループがその成果を発揮してくれたと思います。
本校の受賞の詳細は以下の通りです。
<研究発表>
最優秀賞 津波の越流に耐える陸側の津波堤防の理想の形に関する研究
優秀賞 ヘアリーベッチのアレロパシー物質放出経路の解明
<ポスター発表>
最優秀賞 竹酢液が野菜に及ぼす胚軸生長の検証
優秀賞 高校野球のタイブレーク時における先頭打者の戦略分析
サイエンスアイデア賞 累乗数のある底における各位の和

受賞したグループはもちろん、惜しくも受賞はかなわなかったグループもよく頑張っていました。
1、2年生の皆さんは次は自分たちが頑張っていく番です。先輩たちに追いついて、さらに超えて行って下さい!
まだまだ理数科3年生の夏の発表会は続きます。続報にご期待ください。
本日、2年生理数科を対象にサイエンスダイアログを開催しました。
今回の講師は、岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域のSaidur Rhaman先生です。

Rhaman先生は現在、植物における孔辺細胞シグナル伝達についての研究を行っており、今回のサイエンスダイアログでは自身の研究内容をはじめとして、母国バングラデシュの話や日本での研究生活など非常に多様な内容について、英語でお話しいただきました。
専門的な内容と英語によるダブルパンチに苦戦しながらも、途中で出題された課題には、協力しながらしっかりと考え、発表できていました。

講義の後には、バングラデシュの文化やなぜ岡山大学で研究をしようと思ったのかなど、生徒の質問に真摯に答えてくださいました。Rhaman先生とのやり取りを通して、生徒たちもたくさんの刺激を得られたようです。

2年生理数科は、海外研修をはじめとして、これからも多くの行事が控えています。それらの行事での経験が、少しでも生徒の将来への財産になることを願っています。
大変な時期もあると思いますが、頑張っていきましょう!!
7/16(火)理数科2、3年生がバーチャル課題研究発表会に参加しました。
瀬戸内地域の高等学校がZoomに接続し、日頃の研究成果を発表しあいました。
今年度は兵庫県立加古川東高等学校が幹事となり、本校のほかに広島大学附属中学校・高等学校,神戸大学附属中等教育学校,雲雀丘学園高等学校,愛媛県立松山南高等学校,愛媛県立宇和島東高等学校,兵庫県立姫路西高等学校から参加した61グループが発表しました。

各発表に対し、お互いに質疑応答、意見交換をして研究への理解を深めることができました。
また、他校の2年生が研究中の内容を発表した際には、本校の生徒が質問やコメントをして、これから研究を深める他校の生徒たちに助言している姿も見られました。

理数科3年生はこれから夏にかけて様々な発表会を控えています。研究の総仕上げ頑張ってください。
7/12(金)午前に理数科2年生の課題研究テーマ発表会を実施しました。

ここ3年間この会には理数科のOB・OGをオンラインで招集し、発表を聞いてもらい、質問やコメントをもらっています。
今年度も平日にもかかわらず8名のOB・OGが参加申し込みをしてくれました。

10グループが発表し、各グループにOB・OGが質問しました。
質問の内容は、研究の前提や研究対象の定義、研究手法など多岐にわたりました。
自分自身が過去に経験したからこその視点でコメントもしてくれ、生徒たちは大いに刺激が得られたようです。

理数科2年生は今回の内容をもとに研究をスタートしていきます。2年生の皆さん頑張ってください。OB・OGの皆さん本当にありがとうございました!!
6/13(木)放課後に本校理数科3年生が産総研四国センターの方々とオンラインでミーティングを行いました。

本日は運動生理学・バイオメカニクス研究グループの研究グループ長 藤本雅大 先生に研究グループの研究の概要、グループの各メンバーの研究の特徴などをお話しいただきました。
各メンバーの研究の特徴について分かりやすいように2つ名をつけてご紹介くださったり、研究者のバックグラウンドについて触れながらキャリア形成に関連させた内容も扱ってくださったりと、生徒に対して親身に丁寧にお話をしてくださりました。生徒からの質問についても、最新の研究内容について触れながらご回答いただきました。

生徒は進学やキャリア形成に向けた貴重なお話を聞けただけでなく、香川県に国内有数の研究力のある産総研の施設があることを知ることができ大変嬉しそうでした。
藤本先生をはじめとした産総研四国センターの皆様、ご多用の中、生徒のために貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。
昨日午後に鹿児島県立国分高等学校と合同でSSH課題研究発表会を開催しました。
両校の3年生理数科の生徒たちが、日々取り組んでいる課題研究の成果を発表しました。
今回の発表会はオンラインと対面のハイブリッドで開催されました。


発表は数学・統計・地学、物理・化学、生物の3つのグループに分けて実施し、発表後は大学の先生方や生徒たちからの質疑を行いました。





初めての試みでしたが、両校の研究の特徴や良い点などを把握し、生徒だけでなく参加した教員にとっても素晴らしい学びがありました。
今後もこういった外部との連携を試み、たくさんの刺激を得つつSSH事業を進めたいと思います。
発表した両校の3年生の皆さん、活発な質疑をしてくれた1、2年生の皆さん本当にお疲れ様でした。
本日放課後に理数科2年生が第2回ORCに参加しました。
前回の模様はこちら。

今回は各校で研究テーマ毎に班が編成されたということで、班単位のミーティングとなりました。

はじめにアイスブレイクとして個人の「推し」を紹介し、緊張もほぐれたところで互いに研究テーマをプレゼンし、意見交換しました。

活発な議論や意見交換ができたようです。

次回は二学期に開催予定です。
それまでに各校、各班で報告できる研究成果を出せるよう、研究頑張りましょう!
本日放課後、理数科3年生の生徒が日本の東洋医学の第一人者である大倉多美子先生とオンラインミーティングを行いました。
このミーティングは毎年本校の海外研修でお世話になっているCity of Hopeの山口陽子先生のお力添えがあり実現しました。

はじめに大倉先生がどのようなキャリアを歩まれてきたのか、どういったきっかけで東洋医学の世界に足を踏み入れたのかといったお話を伺いました。
その後、漢方とはそもそもどういったものなのか、東洋医学と西洋医学の哲学や治療の目指すものの違いやそれぞれのメリットなどを教えてくださりました。
薬学を学びたいという生徒に対し、大倉先生は、薬学では化学の知識が非常に重要であり、今からしっかり学んで欲しいとおっしゃっていました。
生徒からの日本で東洋医学を学ぶならどの大学がよいか伺ったところ、いくつも大学を挙げてくださり、生徒の進学先選びにも大いに刺激があったようです。

お話の全体で、西洋医学と東洋医学の両方を理解して治療をすることができる医師を育成することの必要性、東洋医学を広く世の中に広めることの大切さを熱く語っておられました。
ミーティングの終わりにかけて、人との出会いを大切にしてほしい、将来に向けて頑張ってほしいと、生徒にエールを送ってくださいました。
大倉先生、お忙しい中お時間をいただき本当にありがとうございました。