選挙啓発出前授業がありました
2020年11月18日 17時32分 本校にて選挙の出前授業が開かれ、高等部普通科・保健理療科の生徒7名が参加しました。
まず、選挙管理委員会の方から選挙の意義や種類、投票の仕方についての講義がありました。代理投票や点字での投票方法、拡大文字及び点字・音声での選挙公報の紹介など視覚障害のある生徒たちが選挙に臨む際に重要な情報を教えていただきました。
実際に使用する記載台なども持ってきていただきました。
講義の後は模擬投票です。校内の農園で収穫したサツマイモを「焼き芋」にするか「スイートポテト」にするかという生徒たちに大変身近な例で投票を行いました。
まずは候補者の演説をそれぞれ聞き、どちらに投票するかを考えます。
焼き芋派(いもいも大好き党)の朝倉候補による演説。
そしていよいよ模擬投票。実際と同じ流れで投票していきます。
受付で投票所入場券を渡します。 候補者名の記入。点字での投票もできます。
代理投票もできます。 いざ投票!
投票が終わると開票の作業に移ります。
投票用紙を全て出して仕分けていきます。
開票結果は…なんと焼き芋3票、スイートポテト3票、白票1票で決着つかずとなりました。同票数の場合はくじで当選者を決めるそうです。大変良い勉強になりました。
講義や模擬投票を通して、選挙の仕組みそのものや実際の投票の仕方が分かり、選挙を身近に感じるとともに有権者として社会に参加する重要性を理解することができました。
今日の参加者の中にはすでに選挙権を有している生徒もいます。社会に関心を持ち自分で決めて選び、日本の政治をよりよくしていこうと行動できる人になってほしいですね。