7月26日(土)から香川県で開催される、「かがわ総文祭2025」の新聞部門に展示する「聴支新聞」を作成しました。生徒全員で分担して執筆し、レイアウトや編集などは1組の生徒を中心に行い、完成することができました。本校高等部の授業の様子や特色ある機器などを紹介しています。開催期間の7月28日(月)~30日の間、善通寺市民会館で展示される予定ですので、お近くに来られた際は、見ていただければと思います。

「自立活動」では、外部講師として香川県聴覚障害者協会理事長の近藤龍治さんを招き、授業を行いました。テーマは「きこえないために生じる問題」「聴覚障害者の日常生活について」「手話施策推進法」の3つで、家庭や職場、病院など、各場面で困っていることを出し合い、高等部卒業後を見据えて、どうしたら解決できるかを考え、話し合いました。また、聴覚障害者の日常生活を支える機器や、電話リレーサービスといった社会資源の紹介があり、具体的にどう使うのかについて、知ることができました。さらに、6月25日に施行された手話施策推進法の具体的な中身である基本的施策について説明していただきました。手話を必要とするこどもの手話の習得の支援や学校における手話による教育、手話の日が9月23日に制定されたことなど、私たちにとって大切な新しい情報を学ぶことができました。

「生活単元学習」では七夕について学習しました。始めに「七夕」「短冊」「願い事」といった言葉や手話表現を学習しました。その後、自分たちで作成した短冊にそれぞれ願い事を書いて吊るし、他の生徒や先生に書いてもらうために玄関へ笹を移動しました。今日は七夕。みんなの願い事が叶いますように。