What's Up! 三高ブログ

本年度は、11月14日月曜日に1年1・2・3組が定久学校林に、11月15日火曜日に1年4・5組が上末国学校林に行きました。

本校の学校林の歴史は古く、1905年（明治37年）8月、久保田文部大臣が出した、学校財産の造成と教育的見地から学校林保有の必要性を認めたを国の方針（学校樹裁奨励の訓令）に従い、翌1906年（明治38年）小野田香川県知事が香川教育会に移転した旧福栄村大字入野山字定久地区の山林の地上権にさかのぼります。

この学校林は県有の学校林であり、他の県立中学校の生徒も参加していましたが、活動の中心は最も近くに存在した本校で、第1回卒業生（1906年／明治38年）から第6回卒業生（1911年／明治43年）まで、卒業式前の3月に記念植樹・手入れ作業が行われました。

この時期に植樹された苗木は、檜や樟等合計3万本にもなり、これらは引田の佐野新平氏、福栄の渡瀬岩太郎氏、白鳥の林恒三郎氏等や、静岡県の造林王金原明善氏の寄付によって購入されました。

第3回卒業生でもある、南原繁先生も、朝暗い中に家を出て、15kmを道のりを歩いて記念植樹に参加しました。

その後は、佐野新平氏、渡瀬岩太郎氏や同窓会の有志の方々によって管理が行われました。

この檜は、1967年（昭和42年）に、伐採し、収益金の一部をプール建設に利用して、５０ｍプールが完成しました。

現在の学校林は、1968年（昭和43年）に同窓会（大中三高会）が明治百年を記念に植林を行うことを決定し、翌1969年（昭和44年年）から1971年（昭和46年）まで毎年2月に檜計13,150本、黒松計6,700本を生徒が植林し、その後の在校生が毎年手入れを学校行事として行ったものです。

これらの活動により、1981年（昭和56年）から2年間、文部省からの「勤労にかかわる体験学習」の研究指定を受け、1984年（昭和59年）は全日本学校林活動コンクール農林水産大臣賞、1988年（昭和63年）第39回植樹祭にて学校林活動および教育環境緑化功労者として感謝状を受賞しました。

また、1998年（平成10年）香川県学校関係緑化コンクール努力賞を、2001年（平成13年）には同コンクールにて最優秀賞を受賞しました。

上末国学校林は、本校の分校として創立し、その後独立したが少子化による生徒数減少により2007年（平成19年）3月に閉校になった大川東高校の学校林を本校に移管して管理を行っているものです。

なお、本年度から本学習は、総合的な学習の時間の一部として実施されるようになりました。

定久学校林に入るために山の斜面を登る

定久学校林の様子

定久学校林 伐採の様子１

定久学校林 伐採の様子２

上末国学校林の様子

上末国学校林 伐採の様子１

上末国学校林 伐採の様子２

クラスごとに三本松商店街，前山公園，近隣の道路等の清掃を行いました。

シェフが注文を受けてから作る「ハマチでＤＯＮ」は好評でした。「巻いてみーまい！さぬきシャキシャキ巻き」は完売しました。多くの方が来て下さいました。

販売活動の様子１

販売活動の様子２

販売活動の様子３

ハマチでＤＯＮ

浜田知事も見えられました

国内外の希少糖の研究者に、自分たちの研究成果を英語で伝えることができたことに自信と喜びを感じました。

高校生の発表は本校だけでしたが、多くの研究者に注目され、発表時間が過ぎてもポスターの前から人が絶えませんでした。

英語による１分間の研究紹介

海外の研究者に説明をする

多くの研究者から注目を集める

青年劇場という劇団で、前日から会場となる体育館で会場設営をし、当日はどこかの劇場かと思えるような、本格的な舞台が出来上がっていました。

内容は、沖縄へ修学旅行に行った女子生徒の、旅館の「ゴーヤの間」という部屋での話です。戦争の話や5人のメンバーの個性のぶつかり合い、そして最後の仲直りまで息をつかせぬ展開で、会場は笑いの渦に巻き込まれていました。

生徒の中には演劇というものを初めて見た、と言う者も多く、期待を超えて良かった、楽しかったという感想が聞かれました。また、高校生にとって共感できる内容であったり、2年生はこれから修学旅行にいくので、自分たちと重ね合わせたりしてストーリーの中に入り込んで鑑賞していたようです。

終演後は、生徒会執行部の5人と俳優さん2人とで座談会を行いました。劇団員のかたのお話はとても楽しくパワフルで、あっという間に1時間が経っていました。

平成２３年度 芸術鑑賞会

演奏者の皆さんは、オルカブラスという団体に所属しており、関西方面でプロの演奏家として活躍されている人たちです。

生で聴く楽器の音色は素晴らしく、金管楽器のなめらかなハーモニーが会場中に響きわたりました。関西弁で語りかけるお話もとても親しみやすく、クラシックの内容でありながら楽しく聞くことができました。

H23 文化芸術鑑賞事業

本校フェンシング部は創部７年目で初の全種別制覇を達成しました。

　本校関係の結果は次の通りです。
　＜団体戦＞
　　男子団体　優勝（２年ぶり３回目，全国選抜大会四国ブロック予選出場権獲得）
　　女子団体　優勝（２年ぶり２回目，全国選抜大会四国ブロック予選出場権獲得）
　＜個人戦＞（３位決定戦は実施せず）
　　男子フルーレ　１位　松下大成（２年）
　　　　　　　　　２位　川淵哲也（２年）
　　　　　　　　　３位　浅利大樹（２年）
　　男子エぺ　　　１位　水口紘希（２年）
　　　　　　　　　２位　川淵哲也（２年）
　　　　　　　　　３位　山本修平（２年）
　　男子サーブル　１位　岩澤弘樹（２年）
　　　　　　　　　２位　山本隼大（２年）
　　　　　　　　　３位　松下大成（２年）
　　　　　　　　　３位　浅利大樹（２年）
　　女子フルーレ　１位　田中　歩（２年）
　　　　　　　　　２位　橋本　楓（２年）
　　　　　　　　　３位　井上知佳（２年）
　　女子エペ　　　１位　濱野未菜（２年）
　　　　　　　　　２位　井上知佳（２年）
　　女子サーブル　１位　橋本　楓（２年）
　　　　　　　　　２位　池田礼奈（２年）
　　　　　　　　　３位　田中　歩（２年）
　　　　　　　　　３位　網本都子（１年）
　応援頂きました皆さま、ありがとうございました。

本校からは，理数科３年の半田優也，庵原聖未，大西健太，冨山玲奈が理数科課題研究で取り組んだ「ヨウ化カリウムデンプン紙の塩素による脱色の研究」が参加し，ポスター賞（３８発表中５発表を選出）を受賞しました。

コンテストでは全国の高校や高専の生徒による研究発表（口頭発表１０件，ポスター発表３８件），Tomio Petroskyテキサス大教授による特別講演が行われ，参加した本校生徒はハイレベルな研究発表に大変良い刺激を受けました。

ポスター発表する本校生徒

　記念式典の特別企画として、本校の卒業生である元東大総長 南原繁先生の歩みをスライドでふり返り、あらためて戦後日本の精神的リーダーとして活躍した先生の功績を学びます。さらに歌人としても評価の高い南原先生の短歌に曲をつけた歌曲「春光」を、研究家でもある高松大学教授の藤原フサヱ教授のソプラノ独唱で聴きます。

　記念演奏会では、関西地区で躍進著しい関西フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターギオルギ・バブアゼ氏を指揮者に迎えた弦楽アンサンブルを楽しみます。

20日（木）は、国立天文台三鷹キャンパスで、研究者から最先端の天体観測技術やその成果についての講義を受けたり、歴史のある様々な施設の見学を行い、天文学について理解を深めることができました。

21日（金）と22日（土）は、国立科学博物館で豊富な展示を活用したプレゼンテーション活動を行い、分かりやすくまとめて伝えるプレゼンテーションの技術を高めることができました。

三高生が考えたメニューから調理師会会長の長尾シェフとベッセルおおち総料理長の北村シェフが選び、試作品を披露してくれました。

食材の組み合わせ方のセンスも素晴らしく、また、はまちの臭みも消すプロの技に驚きました。

本校フェンシング部からは，県選抜チームの一員として生徒４名と教員２名が出場しました。

市ケ谷教諭が選手兼監督として出場した成年男子エぺで優勝！，山根司（３年），田中歩（２年），監督として髙木教諭が出場した少年女子フルーレで８位となりました。

三高関係の結果は次の通りです。

成年男子エぺ　　　優勝　（選手兼監督として市ケ谷廣輝（教諭）が出場）
成年男子フルーレ　１回戦敗退
少年女子フルーレ　８位　（選手として山根司（３年），田中歩（２年），監督として髙木大輔（教諭）が出場）
少年男子フルーレ　１回戦敗退（山本修平（２年），板嶋隼奨（２年）が出場）

本校からはレシテーションの部に2名、スピーチの部に１名参加しました。

近県高校英語弁論大会の様子１

近県高校英語弁論大会の様子２

国語・数学・英語の授業に加え、夜は自主学習を行い、３日間で合計２１時間３０分勉強することができました。

更に、河合塾の講師の方や卒業生の講演を聞く機会もありました。日頃ない環境の中での勉強ということもあり、受験生になる前に勉強に対する意識を高めることができたようです。

１日目は台風のため出発が遅れましたが、２日目以降は予定通り研修を実施することができました。

西はりま天文台での天体観測、大型放射光施設SPring-8や大河内発電所の施設見学、兵庫県立人と自然の博物館の見学、植物観察会等、国内、国外でも有数の施設を訪れました。

この大会は，各地区の予選を勝ち抜いた選手，インカレ・インターハイ等で上位の成績を収めた選手だけが出場できる，国内最高レベルの大会です。

本校フェンシング部からは，四国ブロック予選等を勝ち抜き出場権を得た６名が出場し，女子個人エペで山根司（３年）が第８位となりました。高校生での入賞は快挙です。

また，顧問の市ケ谷廣輝が男子個人エペで第３位となりました。

結果は次の通りです。

• 女子個人エぺ　　　山根司（３年）　　８位
• 女子個人サーブル　橋本楓（２年）　６６位
• 池田礼奈（２年）８４位
• 男子個人サーブル　松下大成（２年）７２位
• 山本隼大（２年）７５位
• 男子個人エペ　　　市ケ谷廣輝（教員）３位

気温３０度を超す真夏の日本から１０度の真冬のアデレードへ到着して最初はとまどいましたが、すぐに慣れて、アデレードでの生活を楽しむことができました。

大学では午前中は英語の授業、午後はコアラを抱きに自然公園へ行くツアーなど、毎日がわくわくする日々でした。週末はホストファミリーと一緒に教会へ行ったり、地元の野球チームに入ってプレーしたり、それぞれの楽しみ方をしました。

３週間という長期の研修期間中、大きなトラブルもなく全員が無事に、（ある程度の）英語力と生活力を身につけて帰ってこられたのは幸いでした。

帰国後、コミュニケーションができなかった時の悔しさをばねに、生徒はますます英語に磨きをかけて、再びアデレードを訪れて成長した姿を見せるべく努力しています。

国民体育大会四国ブロック予選では、香川県少年男子チームとして山本修平（２年）、板嶋隼奨（２年）が、少年女子チームとして山根司（３年），田中歩（２年）が出場し，それぞれ国体の出場権を獲得しました。

結果は次のとおりです。
国民体育大会四国ブロック予選
　少年男子　香川県（杉山（高松北）、山本、板嶋）　２位　国民体育大会出場
　少年女子　香川県（黒川（高松北）、山根、田中）　１位　国民体育大会出場

第３２回四国フェンシング選手権大会
　高校の部　男子個人フルーレ　３位　岩澤弘樹（２年）
　　　　　　　　　　　　　　　４位　川淵哲也（２年）
　　　　　　少年女子フルーレ　３位　山根司（３年）

本校フェンシング部は団体戦、個人戦で計７種別に出場し、女子個人サーブルに出場した橋本楓選手（２年）が準優勝しました。

　結果は次の通りです。
男子団体　１回戦　三本松　５－０　沖縄工業（沖縄）
　　　　　　　２回戦　三本松　５－２　石山（滋賀）
　　　　　　　３回戦　三本松　１－５　平安（京都）
　ベスト１６
男子個人フルーレ　山本修平（２年）ベスト６４
男子個人エぺ　　　山下暢也（２年）ベスト１６
男子個人サーブル　松下大成（２年）ベスト１６
女子個人フルーレ　田中歩　（２年）ベスト１６
女子個人エぺ　　　山根司　（３年）ベスト１６
女子個人サーブル　橋本楓　（２年）準優勝

応援頂きました皆さま、ありがとうございました。

個人サーブル決勝トーナメント前の選手紹介（右から三番目が橋本）

女子個人サーブル決勝戦　橋本（左）の攻撃

表彰式（真ん中が橋本）

満月に近い月が一晩中あったこともあり、一晩10数個程度の低調な観測となった。明け方、03時41分から約5分間、北北西から東南東の空へと金星ほどの明るさで移動する国際宇宙ステーションを見ることもできた。

生徒たちは入所者の方に積極的に質問をしたり、施設見学の際にも説明に熱心に耳を傾けるなどして、ハンセン病に関する知識を深めました。

丁寧に説明をしてくださいました

モニュメント「風の舞」の前にて