3年生の実習を紹介します。
電子機械科3年生の実習は、ローテーション実習を行なっています。1班5、6名の5班に分かれ、溶接実習、旋盤実習、マシニングセンタ実習、CNC旋盤実習、品質管理実習を1年間かけて順に学習していきます。
実習では、学年に応じて段階的な学習を進めており、工作機械の使い方や加工方法を学び、文化祭等で販売する作品を考え、製作を通して実践的に学習しています。
本時は各班に分かれて2回目の授業でしたので、説明から少しずつ作業へと移っているようでした。



今日は2年生のローテーション実習で行っている内容の1つの電気工事士の実習を紹介します。
本時は、ランプレセプタクル、露出形コンセント、引掛シーリング、配線用遮断器、埋込用のスイッチ&コンセントの作業を通しで行いました。
みんな1週間前に行った作業をしっかりと覚えていて、集中していました。

その後、単線図を複線図に直す方法を確認し、練習を行いました。

近年、恒例になってきた電子機械科の女子生徒の座談会を今年も行いました。
進路目標、目的意識を持って電子機械科を志望してくれた彼女たちは、志度高校、そして地域の企業にとって金の卵たちです。
ここ数年、本科から製造業へ就職する女子生徒も増えてきました。これは企業からも必要としていただき、卒業生本人達にとっても良い選択であったとお話を聞いています。
しかし最初は、工業の分野で不安なこともあるかと思うので、高校3年間、安心・安全にそして楽しく充実した生活を送ってもらおうと、この時期に顔を合わせ、先輩との繋がりを作るために行なっています。
みんな、電子機械科でしっかり知識や技術を身につけていってください!

昨年度末に新3年生、新2年生には技能検定の申込案内と第二種電気工事士の受験申込案内をしております。
第二種電気工事士の上期受験については、本日7日が申込締切となっております。また、技能検定の前期試験申込についても近日中に締切となります。
各々、興味のある分野の知識を身に付けたりスキルアップを目指したり、そして進路実現に向けて新学年で良いスタートを切りましょう!
3月18日(火)、電子機械科2年生が『錦工業株式会社』、『三村鉄工株式会社』に企業見学に行ってきました。
来年度の進路選択に向け、2年生のこの時期に計画していただきました。
現場を拝見し、空気感を肌で感じ、直接お話しさせていただくことで、パンフレットや人から聞いた情報以上に感じ取るものがあったようです。
また、質疑応答の際、社員の方々からお話いただいた、ものづくりの仕事は、作ったものが広く社会で利用され喜んでもらえること、自身を成長させられることはやりがいになるという言葉は生徒の印象に強く残ったようでした。
今後の進路選択に向けて活かしてほしいと思います。
錦工業株式会社様、三村鉄工株式会社の皆様、大変貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
今年度、最後の「保健」の授業は、校長先生による授業でした。
「スポーツと体育」というテーマから体育や保健の楽しさ、魅力を伝えていただきました。
生徒も能動的な学びができ、校長先生の話にくぎ付けでした。
今日の授業から、今後の授業や部活動、生涯スポーツなどあらゆる場面で、生徒たちが楽しさややりがいを見出すことができるよう、願っています。



2月12日(水)5、6校時に、電子機械科第31回生の課題研究発表会を行いました。
今年は5つの活動班があり、それぞれ取り組んだ成果をまとめて2年生に報告しました。



2月9日(日)、本校実習棟にて、技能検定の実技試験が行われました。先月18日に引き続き5名が受験しました。


午後からは学科試験が行われます。
本日のホームルームは拡大70分で人権・同和教育授業を行いました。
2年生は映像を用いながら部落差別について学んでいました。

1年生は「人権感覚を高めよう」という主題で、違いを認め受容する力、肯定的な人間関係をつくる力、人権を守るために行動する力をつけるために、グループに分かれて参加体験型学習を行なっていました。


今日は、2年生の「原動機」の授業を紹介します。
本時は、『ピトー管』の実験を行っていました。

ピトー管とは、流体が流れる速度(流速)を測定するために使用されている器具です。空気などの気体の流速測定に用いられています。
ピトー管はベルヌーイの定理を活用して計算により流速を算出でき、航空機における飛行速度の測定に利用されています。

作り方は簡単です。曲げられるタイプのストロー2本を隙間なく繋いでテープでしっかり固定します。そして、写真のように曲げて形を整え、動かないようテープで固定し、水を入れたら完成です。

折り曲げた先端の部分から風を送ると、中の水がその圧力で押されて、水位に差が出ます。これまでの学習で習ってきた数式から求めて作ったピトー管用のメモリでその変位を見ると、風速が測れます。
班員と協力して、ドライヤーや、扇風機などいろんなものの風速を測定して盛り上がっていました。

1月16日(木)に工業系高等学校生徒研究成果発表会が開催され、電子機械科3年生6名が発表しました。1年間自分たちが取り組んできたフラワースタンド製作について、堂々と発表ができました。
他校が取り組んできた発表を聴き、また刺激をうけ、良い経験ができたと感じました。自分たちの将来の糧となる1日になったと思います。




今日は2年生の「実習」の一部を紹介します。
本科の実習は少人数制で5つの班に分かれてローテーションで5つの実習内容を学んでいきます。
2年生では、「溶接」、「旋盤」、「マシニングセンタ」、「シーケンス制御」、「電気工事士」の5つがあり、今日はその中の電気工事士の様子です。
12月の最後の実習から1か月間、実習の授業がなかったため、作業の復習から始まり、基本的な作業の確認テストを行いました。
電気工事士の実習を経験して、第二種電気工事士の国家資格に挑戦している生徒もいるので、興味を持ってもらえると嬉しく思います。

今日の課題の6つです。
写真左から①ランプレセプタクル、②露出形コンセント、③引掛シーリング、④端子台、⑤配線用遮断器、⑥スイッチ&コンセント

1月18日(土)午前中に国家資格である普通旋盤作業3級の実技試験が行われました。この資格は、実技試験と筆記試験があり、それぞれ合格しなければ資格を得る事が出来ません。
受験者は放課後に実技試験の練習を積み重ね、速く正確に機械加工が出来るようになり、本番では課題作品を皆削り終える事が出来ました。
3級の実技試験は標準時間2時間、打切り時間2時間30分の間にA部品、B部品のセットを加工しなければいけません。最初の練習では、1つの部品を削るのに4時間以上かかる所からスタートしますが、加工のテクニックや無駄な動作を削っていく事で時間短縮させていき、本番では1セット2時間程度に収まるようにしていきます。
2月9日に筆記試験があるので、今後はそれに向けて過去問題を中心に勉強していきます。以下に検定での作業風景と生徒が練習で加工した課題作品の写真を載せておきます。

1月18日(土)、本校実習棟にて、技能検定の実技試験が行われました。
検定委員の方から説明後、部品の確認をしています。

試験時間は標準時間が90分、打切時間が2時間となっています。
製作課題は光検出器です。これまで練習してきた作業工程を着実に行えている様子でした。



今日は13名の受験者のうち8名が受験し、部活動の公式戦と重なった5名は2月9日に受験します。
また、2月9日は筆記試験も行われるので、来週から筆記試験対策に臨みます。
今日は3年生の「実習」の様子を一部紹介します。
3年生の実習は、今回を合わせて残すところあと2回となりました。(※1回3コマ)
溶接実習では、新デザインのフラワースタンド作りをしていました。
本校の溶接作品はただフラワースタンドとしてではなく、装飾品と言えるような作品が仕上がってくるので、完成が楽しみです。

この1枚に実はたくさんの手間とテクニックが隠れています。

旋盤実習では、センターポンチの製作をしていました。

ローレット加工を施すと、こんな感じに仕上がります。今年度の文化祭で販売したダンベルの持ち手もローレット加工を施して、グリップが効きやすくなっていましたよね。

マシニングセンタ実習では、実際にペンスタンドの切削加工をしながら、図面から座標を取り、プログラムを考えていました。


CNC旋盤実習では、フラワースタンドの足に使われる部分の切削加工をしながら、新しいデザインを考え、プログラムを考えていました。

