活動記録

小型車両系建設機械(3t未満)特別教育

2020年6月23日 10時10分


農経高校では6月20日21日に小型車両系建設機械(3t未満)特別教育を行いました。
この特別教育に参加すると3t未満の建設機械を取り扱えるようになります。


建設機械(油圧ショベル)の点検の仕方



操作方法の特別教育を受けました。



実際に乗ってみて走行しました!



バケットを正確に扱えるように、バケットの中にあるボールを缶に移す訓練をしました。難しい操作ですが、生徒たちは熱心に取り組んでいました。

1年生人権・同和教育HR

2020年6月12日 23時06分

本日(6/12)、1年生は人権・同和教育HR テーマ「自分も相手も大切な存在として認め合う」を行いました。まずアイスブレーキングで、じゃんけんをして5回勝った人から順番に並んだり、5回あいこになった人から並んだりして、ゲームをしました。その後、ある議題に対して、賛成・反対の意見(その理由)をグループで、討論しました。みんな自分の意見をしっかり言えていました。




2時間目は「相手を思いやるコミュニケーション」とは何かについて考えました。少し難しいテーマだったにも関わらず、各グループからはたくさんの意見が出され、充実した人権・同和教育のHRになりました。


人権・同和教育HR(3年団)

2020年6月12日 10時07分

3年生人権・同和教育HR活動(1回目)
 


 3年生は「就職差別について〜自分の将来について〜」を主題としたHR活動を1・2校時に行いました。今日の学習のなかで、現在でも就職差別がなくなっていない現状を知るとともに、就職差別につながる質問を模擬面接などを通して理解し、差別選考を許さない姿勢を育ませようと、学年団として取り組みました。

令和2年度 3年生進路説明会

2020年6月10日 08時14分


6月9日(火)に3年生を就職希望者と進学希望者に分けて進路説明会を実施しました。就職希望者は体育館で、外部講師の先生から就職に向けての心構えなどのお話を聞きました。進学希望者は剣道場他で、話を聞きたい学校(20校程度)別に分かれて講師の先生から学校の概要や紹介などのお話を聞きました。今回は新型コロナ感染症対策として、県外の学校の説明はWeb会議の形で実施しました。また希望された保護者も参加し、講師の先生のお話を一緒に聞いたり、Web会議の形でファイナンシャルプランナーから進学資金についてのアドバイスを受けたりしました。


就職の説明                 進学の説明A校
              


      

Webでの進学の説明B校           Webでの進学資金のアドバイス
     

                                                               


1年生農場オリエンテーション

2020年5月27日 14時30分

本日、1年生は農場でのオリエンテーションを実施しました。
入学以来、はじめての帽子・作業着・長靴のフル着用です。
新品の帽子のブルーがまぶしいです。


まずは、校長先生の訓辞からスタート。
①「五感を研ぎ澄ませ、動植物の命の営みを実感せよ」
②「安全・安心な食料を生産するという使命感を持ち、考え、話し合い、農業を実践せよ」
③「農業には一人で出来ない作業がある。仲間と協同して農作業をする精神を身に付けよ」
④「自然の恵みに感謝できる人になれ」
⑤「実習服を着て農作業をすることにプライドを持て」

次に農場長からの諸注意。
「何事にも好奇心を持ってやろう」


そして、農業科全職員の紹介です。


その後は、各クラスごとに全12部門を見学し、説明を聞きました。
これは、草花部門のビニールハウスの説明を聞いている様子です。
ちなみに説明をしている先生の帽子と作業着は新品です。
先生も生徒同様にこの日を待ちわびていたのでしょう。
帽子の赤がまぶしいです。

講師をお招きし、パン製造実習を行いました

2020年2月24日 10時49分

食農科学科2年、畜産利用部門の生徒が、株式会社JR四国ホテルズより、

ベーカリーチーフの松野泰博氏を講師としてお招きし、パン製造の基礎を学びました(写真1)。

(写真1.松野氏からパン生地作りを熱心に学ぶ生徒の様子)

手ごねによるパン製造は、みんな初めてで、生地をまとめることにも一苦労でした。
松野先生は各テーブルを回って、丁寧にアドバイスや技術指導をしてくださり、
全員がとても美味しいパンを作ることができました(写真2)。

(写真2.ベーコンパン(写真左)とメロンパン(写真右))

今日製造したパンは、ロールパン、メロンパン、カスタードクリームパン、ベーコンパンの4種類です。カスタードクリームは、畜産利用部門の生徒が日ごろ愛情を込めて飼育している讃岐コーチンの鶏卵を使いました。ベーコンは養豚部門が生産したオリーブ豚のばら肉を、畜産利用部門の生徒がベーコンに加工したものです。自分たちで育てた生産物を使って、食品加工を学ぶことができるのが農業経営高校の特色です。
豊かな自然の恵みに感謝です。

さて、今後畜産利用部門では、本日学んだ成果を活かして、パンの製造・販売実習を行います。
みんな、次の実習が待ち遠しいですね。

令和元年度全国高等学校相撲選抜大会出場について(お知らせ)

2020年2月16日 11時34分

 令和元年度 全国高等学校相撲選抜大会(第71回全国高等学校相撲新人選手権大会)が次の通り行われます。出場選手の健闘を祈念します。また、応援をよろしくお願いします。

1 出場生徒 吉野 陽生(100kg級)
       川染 貴理人(80kg級)(個人戦)
2 日  時 令和2年3月21日(土)開会式 8時30分~、
                   競 技 9時~(団体戦予選・個人戦)
       令和2年3月22日(日)競 技 9時~(体重別個人戦・団体決勝戦)
3 会  場 高知県立春野総合運動公園相撲場(高知県春野町芳原)

       
 (ポスターの掲載については、高知新聞企画事業部の許可を得ています。)

*お知らせ:新型コロナウイルス感染の拡大防止のため、大会は中止となりました。

「第13回全国高等学校英語スピーチコンテスト」出場報告

2020年2月13日 09時47分

13回全国高等学校英語スピーチコンテスト出場

 

 第13回全国高等学校英語スピーチコンテスト(29日 国立オリンピック記念青少年総合センター 主催:全国英語教育研究団体連合会)に、四国ブロック代表として、寺尾琳子さん(農業生産科3年)が出場しました。
 先進国の中で特に低い日本の食料自給率を上げる一つの方法として、本校で学んだことや農業のアメリカ短期留学で学んだことをもとに、都市型小規模農業や、自分が取り組みたい農業について、四国ブロック代表選考会のスピーチにさらに磨きをかけて、ジェスチャーやアイコンタクトを効果的に用いて、英語で熱弁しました。残念ながら、4位までの入賞はできませんでしたが、スピーチコンテスト後のレセプションで、審査委員長の先生から「スピーチすばらしかったですよ」と声をかけていただき、いままで一生懸命に取り組んできた努力が報われる気がしました。
 本大会は、高校の英語スピーチコンテストにおいて、最もレベルの高い大会であり、全国大会に出場した18名のスピーチはどれもすばらしいものでした。

【結果】 
1位 文部科学大臣賞・文部科学大臣杯…田園調布雙葉高等学校2年(東京)
2位 読売新聞社賞…伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校5年(関東甲信越)
位 全英蓮会長賞…沖縄尚学高等学校2年(九州)

4位 全英蓮会長賞…神戸市立葺合高等学校2年(近畿)

 

 

                  (大会の様子)
                        

 

            (出場者と審査委員 集合写真)


 

                                     (大会後に記念撮影)

 

 

                          (大会後のレセプションの様子)

          

英語スピーチ原稿

63 %

 

TERAO Rinko

Nogyo KeieiSenior High School

 

Do you look at the food labels when you buy groceries at thesupermarket?  I always do.  Of course, I care about the prices, but Icare more whether the food is domestic or foreign.  I try to buy domestic products wheneverpossible.

My dream is to make Japan a sustainable agricultural country with a highfood self-sufficiency rate.

I am interested in food and agriculture.  My mom and I started a kitchen garden when Iwas twelve.  We grew tomatoes, cucumbers,okra, peppers, and more.  Of course, itdidn't work out in the first year, but I eventually grew delicious vegetablesby searching the Internet and getting advice from farmers.  The organic vegetables that my mom and I producedwere sweet and delicious, and I loved them.

I currently attend a high school that specializes in agriculture.  As my studies have progressed, I have becomeconcerned about the fact that Japan's food self-sufficiency rate issignificantly lower than that of other developed countries.  Last year, the calorie-based Japanese foodself-sufficiency rate was 37%.  In otherwords, 63% of Japan's food products depend on foreign imports.  63%.  Morethan half.  Japan's food self-sufficiencyrate has been around 40% for the past 20 years.  This is thought tobe a result of the westernization of meals and the decrease in the number ofagricultural workers in Japan.

So what's wrong with this low food self-sufficiency rate?

According to the United Nations, the current world population will soon increasefrom 7.7 billion to 9.7 billion.  The Africanpopulation is expected to double.  The wholeworld is expected to face food shortages.  Although Japan's population is decreasing,there is no guarantee that the country will be able to continue to depend onforeign imports at the current level in the future.

In their 2015 basic plan, the government set the food self-sufficiencyrate target at 45% by 2025.  To achievethis goal, they called for five actions, including eating “seasonal” food, usinglocal ingredients, and eating lots of vegetables.  However, it will be difficult to achieve thisgoal only with a government-led approach.

I went to Ohio, America, for a month to observe farming in a developedcountry with a high food self-sufficiency rate.  My host father there teaches Japanese atuniversity.  My host mother grows pesticide-freevegetables and fruits such as carrots, radishes, leafy vegetables, peaches, andblackberries.  I had a great time helpingher.  During my time with them, I becamemore interested in food and agriculture. I remember my host mother saying to me, “Rinko, I don’t want to be aconsumer who just buys something in the supermarket, cooks it and eats it.  I want to be a producer who makes some ofwhat I eat.  That's why I'm proud to liveby eating the vegetables I make. ''

In the future, I want to help to change Japan’s 63% foreign fooddependency rate.  I will study“next-generation agriculture,” which produces high-quality products in anenvironmentally friendly manner, at university. After graduating, I will work on promoting and improving agriculture inKagawa Prefecture, focusing especially on small-scale agriculture.  I would like to gain certification as an eco-farmer,and thus help to reduce the level of chemical fertilizer and pesticideuse.  I want to gain support through subsidiesand self-funding.  I would like to supplyvegetables which are chosen for their taste even if they are a little more expensivethan foreign ones.  And I want to sell themto local restaurants.  Raising the foodself-sufficiency level won’t be easy, but small-scale farming is one way to achieve it.


※写真は個人が撮影したものであり、撮影の承諾及びHPへの掲載については主催者より許可をいただいています。
※写真及び原稿の無断掲載をお断りします。

第47回毎日農業記録賞「表彰式」を実施

2019年12月16日 18時52分

 第47回毎日農業記録賞が、毎日新聞高松支局長様より授与されました。高校生部門で、中央入賞の優良賞に籠池良太さん(3年)、地区入賞の支局長賞に高木愛優子さん(3年)と酒樋彩花さん(2年)に、賞状と記念品が贈られました。
 この様子は、12月11日(水)の毎日新聞に掲載されました。


(左側:高木愛優子さん、中央:籠池良太さん、右側:酒樋彩花さん)

全国高等学校英語スピーチコンテスト四国ブロック代表選考会【第1位】

2019年12月16日 18時42分
   第13回全国高等学校英語スピーチコンテスト四国ブロック代表選考会(1215日 主催:全国英語教育研究団体連合会)に、寺尾琳子さん(農業生産科3年)が出場しました。先進国の中で特に低い日本の食料自給率を上げる一つの方法として、本校で学んだことやアメリカ短期留学で学んだ農業のことをもとに、都市型小規模農業や、自分が取り組みたい農業について、県大会のスピーチにさらに磨きをかけて、ジェスチャーやアイコンタクトを効果的に用いて、英語で熱弁しました。四国四県からの8名の代表者によるレベルの高い四国ブロック大会において、見事、第1位に輝きました。
 
寺尾さんは、来年29日に国立オリンピック記念青少年総合センターで実施される全国大会(全国9ブロックから2名ずつ、18名出場)に出場します。

                   (大会の様子) 
    

         (大会の様子)

        (寺尾琳子さん/表彰式にて)
  

       (寺尾琳子さん/表彰式にて)

「主基農経祭 2019」2日目が終了しました。

2019年11月17日 17時03分

 「主基農経祭 2019」2日目を終了しました。2日間で、3700人を越える方々の来場をいただきました。お礼申し上げます。
 本日の様子をご紹介します。








「第47回毎日農業記録賞」高校生部門で優良賞を受賞

2019年11月16日 20時26分
 「農」「食」「農に関わる環境への思いや提言をつづる」「第47回毎日農業記録賞」(毎日新聞社主催、農林水産省・県・県教育委員会など後援、JA全中など協賛)高校生部門で、香川県からは高校生部門で本校3年、籠池良太君の「稲穂の海原を守りたい~父から私へ、そして次の世代へ~」が、中央賞の優良賞に輝きました。また、本校3年の高木愛優子さんの「イタリア・パルマ市で感じた、これからの日本農農業について」と、本校2年の酒樋彩花さんの「食と農から学んだこと」が地区入賞の支局長賞に選ばれました。
 中央賞「優良賞」に輝いた籠池良太君の作品を紹介します。

稲穂の海原を守りたい

~父から私へ、そして次の世代へ~

香川県立農業経営高等学校 

農業生産科3年  籠 池  良 太

 私の将来の夢は、地域を支える農業経営者になることです。

 私が住んでいる地域では、野菜よりも稲の作付け面積が広いです。私は、幼いころから、毎年10月上旬になると、窓から見渡すかぎり黄金色に輝く稲穂の海原が、日に日に深みを増していくのを見てきました。しかし、年々、その海原が、だんだんと小さくなっているような気がします。それは近年の農業従事者の減少や高齢化が影響しているのかもしれません。実際に、私の近所にも、田畑を貸しますという人や、ただでもいいから使ってほしいという人が増えてきました。

 そのような中、私の家にも転機が訪れました。5年前、とうとう私の父が、高齢になった祖父母の後を継いで兼業農家になりました。当時三反で始めた稲作は、近所の人たちから任された土地が加わって、昨年は一町六反になりました。面積が大きくなれば、作業を効率化することが必要です。現在は父一人ではなく、家族四人と祖母、時々お姉ちゃんでしています。父は一昨年、新しく倉庫を建てて、その中にコンバインと乾燥機を1台ずつ増やしました。退職したら専業農家になると決め、今から着々と準備を始めているのです。一町六反で収穫されたお米の行き先は、知り合いの人と給食センターへと売られています。しかし、肥料代や苗代が多くかかり、売り上げの約六割が来年用に繰り越されます。そのため米は一町六反の栽培面積であっても、苗代や肥料代が多くかかるため中々、稲作だけでは利益を上げることが難しい状況にあります。

 そんな父を支えたいと、背中を追うのではなく、肩を並べられるよう色々な知識を得て、それを生かしながら父を追い越すいきおいで頑張りたいと考えて、私は農業を学べる農業高校に進学しました。我が家の農業の中心は稲作。美味しくて、収量の多い稲作について学ぶのはもちろんですが、稲作以外に、他の作物で利益を生むことを研究したいという強い思いが、私にはありました。そんな中、私が師匠と仰ぐ野菜の先生から「それなら、単位面積あたりの収益が高い野菜がいい」とアドバイスをもらい、トマト栽培にたどり着きました。トマトは周年栽培が可能で、空いた時期、時間に手入れ、栽培することにより、多面的な利益が生まれると考えました。また晴天の多い香川県の気候は、トマト栽培に適しています。また、甘みが増したトマトは、今や小学生が好きな野菜第一位。私は香川県でのトマト栽培に、可能性を感じ、2年生になってすぐに研究を始めました。6月から9月にかけては、香川県の特産品であるうどんの製造から得られる塩分とミネラルがたっぷり入ったゆで汁を使ったトマト栽培に挑戦して、糖度や生育を調査しました。結果として、ゆで汁をかん水していないトマトの糖度は、8.5度、ゆで汁を散布したトマトの糖度は7.5度と、ゆで汁をかん水していない方が、糖度が高いという結果が出てしまった。しかし、ゆで汁をかん水しているものの食味としては、食べ始めの一口目と終わりの方に甘味が出て、後味もよく、実の中はほどよい柔らかさであったのに対し、対象区のゆで汁をかん水していないトマトは、実の中の酸味が強いが水分が少なく、瑞々しさが感じられなかった。ゆで汁をかん水したトマトの糖度が低かった理由としては、ゆで汁をかん水する量が多かったからではないかと思われる。他のトマト栽培農家の話を聞くと、実がついてきたら、水やりの回数を減らすことにより、トマトは水分を欲しがり、糖度が高くなるとのことでしたので、様々なかん水条件を試して、塩分とミネラルが多いうどんのゆで汁を有効活用したかったのですが、画期的な結果は得られませんでした。さらに研究を深めるつもりです。現在は、トマトの第1花房下のわき芽と第3花房下を伸ばすことによって単位面積当たりの収量は変わるのか、また露地とボックス栽培でどのような変化があるのかを調べています。結果として一花房下わき芽をのばすと実がたくさんつくので、収量が上がりました。順番的には第一花房、第二花房、第三花房と同じに収量は第一花房下のわき芽を伸ばす方が多いことが分かりました。その理由として、根っこに近く下から上へと栄養が送られ、一番最も実が熟すのが早いのではないかと考えています。作業をしていてのデメリットは誘引が大変で、わき芽をのばすと他のわき芽と調べているわき芽が分かりづらくなったところでした。ボックスは根域が制限できて、良い結果が期待されましたが、サビダニの発生により、いいものができなかったことが残念でした。自分の将来のトマト栽培に役立てたいと思います。

 毎日のトマトの管理は、朝、登校前に、学校の農場でしています。朝、農場に行きはじめて約2年6か月が経ちました。始めは、私一人だけで行っていた作業ですが、少しずつ仲間が加わり、今では専攻生や手伝いに来ている2年生二人も加わりました。朝、一番に挨拶を交わすのは、その仲間と野菜を指導してくださる師匠。師匠からは「野菜への愛が足りない」と叱られてばかりですが、技術や知識だけでなく、心構えも学んでいます。その意味が師匠を見ていたら少しずつ分かった気がします。きっと作物への手入れを食べてくれる人を思いながら1つ1つていねいに栽培しているから師匠のトマトはそれほどおいしくなっていると思います。

 そして、8時10分に鳴る師匠の腕時計のアラームで、作業終了!私たちの登校の合図になっています。これを卒業まで続けていくことが、自分の力になると信じて。

 私は高校を卒業したら、農業専門学校へ進学し、野菜についてもっと詳しく学びたいと考えています。その後は農業法人や農業協同組合に就職し、技術を身に付けた後、自ら農業法人を立ち上げ、一つの夢に向かって一緒に働いてくれる、若者の集まる場所にしたいです。若者には、私自身がそうであるように、農業を通してさまざまなことを体験し、多くの人とつながり、人生を豊かにしてほしい、そして地域の農業を一緒に支えてほしいと思っています。

 これから先は外国から安価な農作物が買えるようになろうとしています。日本の農業は、何を目指していけばよいのか。その答えとして私は、消費者の安心安全を一番に、生産者の顔が見える農業を目指すことだと考えます。さらに、地域の農業の活性化と、地産池消の推進だと考えます。今では、私も父の稲作を補助できるように、2台目のコンバインは私の専用です。先祖代々、受け継がれてきた土地で、地域の農業を決して絶やすことなく、農業を続けていきたいです。

 以前の農業のイメージは汚い、危険、きついこのイメージだったが、実際にしてみると、色々なことを経験できて色々な人とつながって自分の人生の足しになることが1つでも見つけることができたらうれしい。それを子ども達に知ってもらい感じてもらい、「農業っていいんだな。」ということを広めていってほしいです。

 特に、地域の子どもたちに、幼いころから稲作の風景や地産地消の食育を通して、郷土を愛する心を育むことができればいいなと考えています。そして、私と私のもとに集まってくれた若者が、地域の中で日常的に農業に取り組む姿を見て、農業に夢を持つ子どもたちになってほしいと思います。父の背中と窓から見える稲穂の海原を見て育った私のように。

「主基農経祭 2019」1日目が終了しました。

2019年11月16日 16時57分


本日は、「主基農経祭 2019」へ来校いただき、ありがとうございました。
1800人を越える方々の来校をいただきました。おかげをもちまして無事1日目を終了しました。明日も、9時30分に開場します。お待ちしています。
明日の主な催し物を紹介します。
 9時30分  開場
10時00分  吹奏楽部演奏
        本校飼育オリーブ豚の豚汁(予定)
11時00分  書道パフォーマンス
12時00分  拓心太鼓部演奏
13時30分  バザー終了
14時00分  終了







「主基農経祭 2019」開幕しました

2019年11月16日 09時52分


「主基農経祭 2019」が開幕しました。
生徒・職員一同、来校をお待ちしています。
本日の主な催しは次の通りです。
10:00~ 本校で飼育したオリーブ豚を利用した、豚汁販売
11:00~ 書道パフォーマンス
12:00~ 拓心太鼓の演奏