10 研修受講は、校長から指示してもらえるのですか?
受講奨励は、その職責、経験及び適性に応じた資質の向上に必要な取組を、教員が、自身だけで向き合うことなく「対話」の中で考えていくことにより、今まで以上に自らの学びを振り返ったり、意欲を向上させたりすることができる場として、教員の主体的・自律的な目標設定やキャリア形成につ なげていくものです。
このことを踏まえれば、校長からの指示ではなく、教員自身が「○○を受けてみたい」「○○を学んでみたい」「〇〇の力を付けたい」という思いをもち、校長においては、対話の中で、教員がどのような目指す姿を描いているのか、どのような資質を高めたいと考えているのか等を引き出しなが ら、教員の思いや願いを傾聴し、研修受講について指導助言などの受講奨励が行われることが求められます。